GLENDRONACH21YEARS(12/03/1993-10/2014) for SHINANOYA 700ml,45.7%

「グレンドロナック21年
　(12/03/1993-10/2014)信濃屋向けボトル」
　700ml,45.7%
　開栓日:2019年2月25日 1ショット:3,000円

カスクナンバー626のオロロソ・シェリー・バ
ットから259本をボトリング。
色合いからして濃厚で、赤系ではなく黒に近い
茶色で見ているだけでそそります！

非常に芳醇なシェリーの香りとトーンの高い麦
芽感。ウッディネスとダークカカオチョコ。ド
ライフルーツの香りも。
これだけ濃厚でありながらひね香やゴム臭など
ネガティヴな要素を感じさせないのはさすが！

口当たりはドライアプリコットやレーズン、そ
してメープルシロップ。高カカオのビターチョ
コレート。中盤からはタニックな苦味を伴い、
長い長い余韻へと続いていきます。

これは旨い！！

Arran FOUNDER's RESERVE(Bottled in 29.09.00) 700ml,56.8%

「アラン
　ファウンダーズ・リザーヴ(2000年詰)
　フレッシュシェリーカスク・フィニッシュ」
　700ml、56.8％
開栓日:2019年1月4日 1ショット:1,400円

蒸留所の設立者であるハロルド・カリーが選ん
だシングルカスクより、ノンカラー、ノンチル
、カスクストレングスでボトリングされていま
す。

蒸留年の表記はありませんが、恐らく蒸留所が
設立された1995年ではないかと思われます。
瓶詰は2000年9月29日でボトル総数は399本。

飲んでみるまではニューポットよりの粗い感じ
かな、と想像していたのですが、ボトリングか
ら20年近く経っている経年変化の為か、4，5年
程度とは思えない熟成感がありました！

色合いはかなり濃厚で香りはアルコール感が立
つものの、口に含むとドライフルーツの甘みと
シェリー感、ウッディネスが広がり、強い麦芽
感のあとに再びジャムのような甘さがでてきま
す。

期待値があまり高くなかったせいか、かなり満
足感の高い1本でした！

Valinch & Mallet Lost Drams Collection / Bunnahabhain22y(1995/2018) 700ml,46.5%

「ヴァリンチ＆マレット
　ロストドラムコレクション
　ブナハーブン22年(1995/2018)」
　700ml、46.5％
開栓日:2019年1月8日 1ショット:2,400円

久々に現行ボトラーで旨いな、と思って購入
したボトルです。
V&M社は2015年9月に2人のイタリア人によっ
て設立された新しいボトラーです。

シングルカスク、カスクストレングス、ナチュ
ラルカラー、アンチルフィルターで、バーボン
ホグスヘッドから256本をボトリング。

うっとりするような蜂蜜の香りはスペイサイド
の長熟モルトを彷彿とさせます。
味わいも蜂蜜と麦の甘みが立ち、中盤でバーボ
ン樽由来と思われるやや苦味を伴った焦げた樽
のニュアンスとバニラの甘み。フィニッシュは
ドライで舌の上に麦芽感を感じさせながらじん
わりと消えていきます。

ややお高めですが、価値ある1杯だと思います。

FRIENDS of OAK / ISLAY MALT 7YEARS(2010/2017) 700ml,46%

「フレンズ・オブ・オーク
　アイラモルト7年(2010/2017)」
　700ml、46％
開栓日:2019年1月8日 1ショット:1,400円

エイコーンさんのオリジナルシリーズより、
今回は蒸留所名表記はありませんが中身はラフ
〇〇グと言われているボトルです。

実際に香り、味わいともにオフィシャルに近い
印象を受けます。こちらの方が味わいに苦味や
荒さを強く感じますが、加水して46％というア
ルコール度数が若いアイラモルトのどぎつさを
旨く緩和して秀逸な仕上がりになっていると思
います。

GM/SPEYMALT FROM MACALLAN2001-2010 700ml,43%

「GMスペイモルト
　フロム・マッカラン2001/2010」
　700ml、43％
開栓日:2019年1月17日 1ショット:1,400円

GM社のラインナップも昨年抜本的にリニュー
アルされ、このボトルも今や懐かしのシリーズ
となってしまいました。

熟成僅か９年ながらそこそこに濃厚な色調です。
香りはかなり濃厚なシェリー。ひね香に干し椎
茸などややネガティブな香りと共に、メープル
シロップの甘みと麦芽感が感じられます。
味わいは香りがもつネガティヴ要素は感じず、
カカオ、シロップ、ドライフルーツなど甘みが
主体でじわじわと麦芽感が上がってきて、仕上
がりは意外とドライです。

現在のマッカランとは異なる個性で、すっきり
とした飲みやすさを求めるなら現行品の方が良
いのかもしれません。

が、

古くから飲んでいた身としては、この個性の強
さや、やや行き過ぎた樽感に魅力を感じてしま
いますね。

MURRAY McDVID / MORTLACH12YEARS(1997/2009) ch.d'Yquem Cask Finish 700ml,46%

お酒の紹介はだいぶ久しぶりになってしまいま
した…。
色々と開けてはいるので、今日から少しずつア
ップするよう頑張ります。

「マーレイ・マクデヴィッド
　モートラック12年(1997/2009)
　シャトー・ディケム・カスク・フィニッシュ」

700ml、46％　1,800円

バーボンカスクで熟成後、ソーテルヌの最高峰
シャトー・ディケムの空樽でフィニッシュをか
けたものです。46％に加水されていて1500本
がボトリングされています。

MMD社は2000年にブリックラディ蒸留所を買
収し、ジム・マッキューワンと共に経営にあた
っていました。その関係か、ラベルに記載され
ているボトリング場所がブリックラディ蒸留所
となっています。

そう言えば2003年に同蒸留所を訪れた時に、ボ
トリング施設を建設中だったな、なんてことを
思い出しながらテイスティングしてみました！

香りは蜂蜜やシロップ、カスタード、ヴァニラ
の甘い香りとすっきりとした花のような香り。
味わいもねっとりと甘く、シロップのようで、
ソーテルヌカスクの影響を強く感じます。
正直モートラック感は分かりにくいですが、デ
ザートとして楽しめるような1杯でした。

本日の営業について

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通常通り営業致します！