2017年4月27日をもちまして、
BAR CROSSをは7周年を迎えました。
これもひとえに皆様のご愛顧の賜物と、
心より感謝申し上げます。
まだまだ至らぬ点も多々ございますが、
今後ともBAR CROSSをよろしくお願い致します。
※5月より土曜日の開店時間を20時と変更させていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承下さいませ。
2017年4月27日をもちまして、
BAR CROSSをは7周年を迎えました。
これもひとえに皆様のご愛顧の賜物と、
心より感謝申し上げます。
まだまだ至らぬ点も多々ございますが、
今後ともBAR CROSSをよろしくお願い致します。
※5月より土曜日の開店時間を20時と変更させていただきます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承下さいませ。
「ダグラス・オブ・ドラムランリグ
/オーヘントッシャン14年(1991)」
開栓日:2017年4月26日 ワンショット価格:1,400円
スコットランドにあるドラムランリグ城の城主ブクルーク公爵が
ゲストに振舞ったり、ビジターセンターで販売するために始めた
ブランドで、2008年から緑が鮮やかなラベルに一新されています。
オーヘントッシャンなのでかなりライトかと予想していたのですが、
湿った段ボールや落雁、麦、黒糖などやや重ための香り。
味わいも中心は麦芽なのですが、黒蜜の甘さやウッディな苦味も
感じられ、オフィシャルとは違った独特な個性のオーヘントッシャン
でした。
「ボウモア25年」
開栓日:2017年4月26日 ワンショット価格:4,000円
ボトリングの時期は不明ですが、ここ2,3年のうちに流通
していたオフィシャルボトルです。逆算して1990年前後の
蒸留と思われます。
香りは1980年代を彷彿とさせるパフューミーなニュアンス
が強めで、その奥にやや重たいみたらしのような甘辛い
香りと爽やかな潮風。
最初にドライフルーツやアプリコット、オレンジジャムの甘さ
が来た後、はっきりとしたパフューミーフレーヴァーが口中
に広がります。後半はややドライでピーティな仕上がり。
これは確実に1980年代の原酒主体に作られていると思い
ます。好みは別れるところですが、今となってはもはや懐か
しくもあり歴史を感じる貴重なフレーヴァーです!
「タリスカー25年」
開栓日:2017年4月25日 ワンショット価格:3,000円
ラベル表記はありませんが、2014年頃の流通のようです。
海藻や昆布、荒々しい潮風、海鮮出汁など、海全開の香り
とやや苦味を感じるハーブの香り。
長期熟成だけあって、アタックはややカスタードすら感じる
ような甘みが一瞬ありますが、段々とドライなピート、潮へ
と変化していき、後半では乾燥した塩まみれの海藻とブラ
ックペッパー感に支配され、最後までその余韻が続きます。
25年という長期熟成なのに、2000年頃まで流通していた
マップラベルの10年を彷彿とさせるような荒々しさを保って
いて、ファンの心を捉えて離しません。これは絶品です!
「ベンリアック25年」
開栓日:2017年4月25日 ワンショット価格:2,000円
アプリコットジャム、カスタード、焦がしたカラメル、乾燥
した麦など甘み主体の香り。
口当たりはアップル、水飴。舌の中央にどっしりとしたア
ルコールのボリュームが感じられ、ドライな麦芽とすっき
りとした甘みが出てきます。
フィニッシュでは爽やかなフルーティさも現れ、ベンリアッ
クの長熟としては比較的ライトな味わいに感じられました。
「ゴードン&マックファイル/アードモア(1981/1997)」
開栓日:2017年4月24日 ワンショット価格:2,000円
GMのディスティラリーラベルより、ティーチャーズの原酒として
知られるアードモアのオールドボトルです。
ちょうど20年前のボトリングですね。
かすかにピーティでクリーミーに甘くワクシー。
シロップのような甘さから徐々に麦っぽく変化していき、中盤か
らフィニッシュにかけてはパフュームに近い人工甘味料感もや
や感じられます。しかし最後の最後に舌に残るのは硬さの残る
シリアル感。今後時を経てまだまだ変化していきそうな予感が
します。
「トミントール・グレンリヴェット12年」
開栓日:2017年4月21日 ワンショット価格:1,400円
1990年代半ばから後半にかけて流通していたと思われる、
明治屋輸入の正規品です。ヘアトニックのようなパフューム
ボトルはやはり独特の存在感があります!
味わいもなかなかのもので、ややシェリーがかった甘さと、
ウェハースのような麦芽感の強い香り。43%ながらも存在
感のある太目のボディは一飲の価値ありです♪
「ザ・グレンリヴェット12年(1990年代後半流通)」
開栓日:2017年4月21日 ワンショット価格:1,400円
キリンシーグラムが輸入していた頃のグレンリヴェットで、
1990年代後半の流通と思われます。
現行のボトルと比べると麦芽感が全面に押し出されていて
麦の甘みもあり、非常に良いです!
「ルモルトン1986/2015」
開栓日:2017年4月24日 ワンショット価格:1,800円
洋梨の比率が高いドン・フロンテ地区のカルバドスらしい香り。
リンゴ主体の銘柄に比べると香りの華やかさが違います。
味わいは予想よりはややドライな印象を受けましたが、煮詰め
たリンゴやリンゴの皮、程よいタンニンとドライフルーツ感があり
なかなかの美味!
空気と触れてさらなる変化を期待したいところです。
「クロアーゼ・アージュ・アンコニュ」
開栓日:2017年4月20日 ワンショット価格:1,800円
ナポレオン皇帝とのエピソードを持つという、1805年創業の
老舗で、ブドウ栽培は17世紀から行っていたそうです。
アージュ・アンコニュとは、古すぎて何年寝かせたか分からな
いという意味。
1990年代前半の銘酒辞典には掲載されていますが、フロス
ティボトルに直接印字しているタイプで、この白ラベルの正確
な流通年代は不明です。
度数の表記もありませんが、コニャックなので恐らく40%でしょう。
熟成古酒らしい複雑な香り。ドライレーズンやドライアプリコット。
プルーン。焦がしたトースト。ややドライな口当たりで凝縮したブ
ドウの甘みが強く出ている。フィニッシュは長くドライ。