こちらも昨日同様、信濃屋食品オリジナルボトルです。
「軽井沢蒸溜所・樽出し原酒10年(1992-2003.10/10)」 700ml,62.7%
こちらのセカンドリリースもボトル総数の表記はありませんが、400本程度だった
かと記憶しております。
香りは1stボトルよりもナッティで甘みを帯びています
が、度数が60度を超えているだけあってアルコール
の刺激が鼻腔を刺激します。ただ、1stボトルのような
強い溶剤系の印象はありません。
味わいはこちらの方がより甘みを強く感じ、ボディもや
や重ため。タニックな渋みも僅かに感じます。
フィニッシュでは甘みと刺激が交互に顔をだすような
印象でした。
開栓日:2011年1月28日
ワンショット価格:1,400円
※3月21日時点でのチャリティ実績 = 29,188 円
本日は国産シングルモルトウイスキーのご紹介です。
「軽井沢蒸留所・樽出し原酒10年(1991‐2002.10/1)」 700ml,59.1%
こちらは私が信濃屋食品に在籍していた頃にリリースした信濃屋初の
オリジナル・シングルモルト・ウイスキーです。
今でこそサントリーさんの山崎蒸溜所が手掛けるオーナーズカスクな
どで企業や個人に対する樽売りが比較的認知されてきましたが、当時
はまだまだそのような実績は少なく、話題性もあり、予想を遥かに上回
るスピードで完売したのを覚えています。
当時のバイヤーや上司とともに軽井沢蒸溜所へ赴き、樽の選定にも関
わりましたので記念に自ら1本購入したのがこのボトルです。
同蒸留所では主にゴールデンプロミス種の麦芽を使用しており、仕込水
は浅間山を水源としています。
ボトル総数の表記はありませんが、400本程度だったかと記憶していま
す。
アタックはやや溶剤系の香りが攻めてきますが
、ライトな麦の香りとライ麦パンなどの表情も出
てきます。
口にした最初の印象は熟成したシェリー。ナッ
ティでカラメル系の甘みがあり、後半は麦芽の
風味も加わってきます。
舌先にはドライなフィニッシュが残ります。
開栓日:2011年2月4日
ワンショット価格:1,400円
※3月19日時点でのチャリティ実績 = 22,682円
昨日グレンドロナック15年をチャリティボトルとする旨のご案内を致しましたが、
本日新たに「宮城峡10年」を仕入れ、こちらもチャリティボトルとさせていただく
ことと致しました。
宮城峡はニッカウヰスキー株式会社が手掛けるシングルモルトウイスキーで、
宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地に在ります。
被災地で造られたお酒を消費し、その売り上げの一部を義援金とすることで、
少しでも力になれたらと思います。
「宮城峡10年」 1ショット ¥1,000
「グレンドロナック15年・リバイバル」 1ショット ¥1,000
※上記2アイテムについては、売上の50%を
日本赤十字社・東北関東大震災義援金に
寄付させて頂きます。
☆2011年3月16日までの実績 = 2,357円
※実績はチャリティボトルの売り上げと募金箱への募金を
合算したものです。
※3月末で一度集計し、4月上旬に寄付を行う予定です。
東京にも久しぶりに雨が降りましたね。
昨年末からカラカラの毎日でしたのでまさに恵みの雨のように感じました。
さて、本日ご紹介する山崎ですが、
原酒確保の為に新規の受付が止まってしまったオーナーズカスクではありません!
オーナーズカスクが始まるよりも前、私がまだ信濃屋食品に所属していた2004年に、
信濃屋食品オリジナルボトルとして瓶詰めしたものです。
信濃屋食品時代にはオリジナルボトル第一弾、第二弾として軽井沢蒸溜所の樽をシ
ングルカスクで詰め、第三弾でこの山崎を詰めたように記憶しています。
この山崎までは樽の選定に関わらせていただいておりました。
はっきりとは覚えていないのですが、確かロットが1000本からと大きく、シングルカス
クではなく3樽くらいをヴァッティングして詰めた様な気がします。
そして、第一弾、第二弾の軽井沢が個性の強い樽だったので、このボトルについては
ストレートのみならず水割りにしても美味しく飲める、というのを一つのポイントにしてい
たように思います。
今年に入ってから開封したばかりなのですが、やはり山崎蒸溜所は人気が高いのか
すでに残量が3分の1程に減ってしまいましたので、慌ててご紹介させて頂きます。
琥珀色をしています。
アタックでは穏やかながら溶剤系の香りが
若干鼻につきますが、その奥にオレンジや
密の香りも見え隠れします。
やや攻撃的な香りとは裏腹に味わいはどち
らかといえば柔らかく、麦の甘みが出てきま
す。そしてマーマーレードを思わせる爽やか
なフィニッシュ。
思い出したように1対1に加水すると香りから
も刺々しさは消え、すいすいと飲めてしまいま
す。
バーでもなかなか見かける機会が無いボトル
だと思いますので偶然出会ったら是非お試し下さいませ。
開栓日:2011年1月7日
ワンショット価格:1,200円
本日ご紹介するのは本ブログでは恐らく初登場となるジャパニーズウイスキーです!
「ニッカウヰスキー 伊達」 500ml、43%
お客様の仙台土産で戴いたものなのですが、こちらは宮城県限定、数量限定の
ご当地ウイスキーなんです。
※Mさん、いつもありがとうございます m(^_^)m
=== 以下、裏ラベルより抜粋 ===
「豊かな自然に育まれ、宮城の皆様の手によって生まれたウイスキー」をコンセプト
とした「つくろう宮城のウイスキー」企画によってつくられたウイスキーです。
宮城にお住まいの皆様、宮城を訪れる皆様に愛される商品にしたいという考えのも
とでつくられた、数量限定のウイスキーです。
宮城峡蒸溜所のモルトをバランス良くブレンドし、独自のカフェモルトの特徴を生かし
たブレンデッドウイスキーです。
結構濃いめの赤銅色です。価格から察す
るに、おそらく10年以下の若い樽がメイン
なのでしょうが、シェリー樽の割合が高い
のかもしれませんね。
香りは驚くほどクリーミーで甘いです。や
はりシェリー樽系の干しブドウの香りなど
も感じられます。
口に含んでもクリーミーで濃厚ねっとり系
で生クリームやバニラなどのニュアンスを
強く感じます。余韻はあっさりめ。
正直それほど期待はしていなかったので
すが、この価格帯のジャパニーズとしてはかなり好印象でした。
ただし、加水すると味がぼやけるのでストレート or ロック、ソーダ割りが
お薦めです。
開栓日:2010年10月2日
※テイスティングしたい方、お申し付け下さい。