今回ご紹介するのは5月末に開封した4種類です。
先週も5アイテム開封しておりますので、
そちらは出来るだけ今週中にアップできるように頑張ります!
『Glenfarclas THE FAMILY CASKS(1991/14.11.11)
EXCLUSIVELY CHOSEN BY THE HIGHLANDER INN FOR SHINANOYA』 700ml,56.9%
グレンファークラス・ファミリーカスク(1991/2011.11/14)
日本の酒販店、信濃屋食品の為にスコットランドはクレイゲラヒにあるホテル「ハイランダーイン」
の日本人バーテンダー”皆川達也氏”(現在は転職されています。)が樽を選び、ファミリーカスク
として瓶詰めされた1本です。
瓶詰めされた2011年はグレンファークラスにとっても創業175周年という記念すべき年。
ファミリーカスクの名を冠してリリースされるのに相応しい高いクオリティーを持っています。
カスクナンバー5693の樽から470本が瓶詰めされています。
グレンファークラスらしいどっしりシェリーの味わいですが、行き過ぎたタンニン感や硫黄感
はなく、むしろ心地よい甘みが前面にでた味わいとなっています。
フィニッシュにかけてはミントやハーブなどのニュアンスも。
暑い真夏にはボリューム感が強すぎるかもしれませんが、今ならまだ!!
開栓日:2012年5月24日 ワンショット価格:1,400円
『HART BROTHERS Finest Collection
TOMATIN 37years(Nov.1965/MAY.2003)』 700ml,47.2%
ハートブラザーズ・ファイネストコレクション/トマーチン37年(1965.11月/2003.5月)
お馴染みハートブラザーズより、瓶詰め約10年前の貴重な1960年代蒸留のトマーチンです!
最近1976年蒸留のトマーチンがトロピカルフレーバーを持っているものが多く、にわかに
人気が高まっていますが、この年代のトマーチンは一味違った味わいで旨いです。
トロピカルというよりはハチミツ系の甘みにクリーミーなボディ、ハイランドモルトらしいドライ
で繊細な味わいが特徴です。
開栓日:2012年5月24日 ワンショット価格:2,000円
『LEDAIG20years bottled in 1999 』 700ml,43%
レダイグ20年 1999年瓶詰め品
今から13年前にボトリングされたオフィシャルの20年です。
数年前にパッケージが大幅に変更されたため、現行品にはこの当時の面影は
全く感じられませんが、現行品も味わいはなかなか良く、ボトラーズからも好印象
のリリースが見受けられます。
マイナーな蒸留所なので飲んだことが無い方もいらっしゃるかもしれませんが、
トバモリー蒸留所のピーティッドバージョンがレダイグです。
個人的に大変気に入っているこの20年は、柑橘系のフルーティ―な香りと磯の
香りを併せ持ち、オイリーでしっかりとした穀物感、控えめなピート、複雑な余韻
を感じさせてくれます。
これからの季節にもぴったり♪
開栓日:2012年5月24日 ワンショット価格:1,600円
『LAPHROAIG15YEARS』 700ml,43%
ラフロイグ15年
2009年に18年ものがリリースされたのを機に終売となってしまい、
今や当時の倍額だしても入手困難な状況となっているラフロイグの15年です。
10年とは異なる円熟感のある落ち着いた味わいでありながらも、ボディの強さ
やアイラモルトらしさはしっかりと表現されています。
今回のボトルは紙箱ではなく筒に入っておりましたが、ラベル表記が
SINGLE ISLAY MALT となっているので2000年代半ば辺りの流通品と思わ
れます。
今となってはなかなか味わえない懐かしのラフロイグです。
開栓日:2012年5月25日 ワンショット価格:1,500円
九州は早くも梅雨入りし、東京もぐずついたお天気が続きそう。
今年は東京の梅雨入りも早そうです。
はっきりとしない天気とじめじめとした空気に、自然と気が滅入ってしまいがちな
日本の梅雨ですが、そんな梅雨の憂いを払うべく、バークロスではスペシャルな
ボトルをスペシャルなプライスでご提供することに致しました!
「ローガ・シリーズ/バリンダロッホ41年(1969/2010)」 700ml,52.7%
このシリーズはスコッチモルト販売さんが手掛けるシリーズで、
「ROGHA=最上級」の名に相応しい最高品質の樽を選びぬいています。
BALLINDALOCHはモルト好きの間ではもはや広く知れ渡った名称で、
中身は今でも家族経営を続けているスペイサイドの蒸溜所、グレン□□ー
クラスです。
今回の樽の種類はリフィル・シェリー・カスク。
では早速テイスティングしてみましょう!
深い深いマホガニーカラーです。
注いだ瞬間から甘美な干しブドウ、そして
ビターチョコの香り。そこにドライフルーツや
ハーブ、カラメルなどの香りが複雑に入り
混じっています。
口当たりは甘さがつよく、オレンジピール入
りのチョコレートのよう。その後舌の中央の
部分にアルコールの刺激がじんわりと響き、
タンニンやカカオのほろ苦さを感じます。
思ったほど重たすぎず、長熟ながらもバ
ランスの取れた味わいはさすが!
マデューロ系のシガー、そしてビターなチョコ
レートとともに楽しみたい逸品です。
開栓日:2011年5月23日
ワンショット価格:衝撃のスペシャルプライス → ¥2,000
12月に入り、池袋の街もちらほらとイルミネーションが点灯し始めました。
でも銀座や六本木お台場なんかとくらべるとちょっと寂しいかなぁ・・・。
繁華街とはいってもシャレオツな街とは程遠い、そんな池袋が大好きな店主Kozyです(笑)
さて本日ご紹介するのはグレンファークラス蒸留所が手掛けるクリスマスモルトです。
「グレンファークラス1990.12/24-2009.9/21」 700ml、46%
もはや毎年恒例となってまいりましたが、クリスマスイヴに蒸留してお馴染みのラベル
でリリースしています。
ベタだなぁ、と思いながらも気が付いたら購入してしまう、そんな1本です。
昔は同時期に3種類のラベル(☆とツリーとトナカイだったかな?)が入荷していたよう
に記憶していますが、最近はこの雪景色のラベルしか見かけないように思います。
今回のボトルはカスクナンバー12192-12194の3樽から1080本が瓶詰めされています。
色合いはそれほど濃くはなくやや茶色がかっ
たゴールドよりの色合いです。
アタックで感じるのはややクリーミーで甘みを
もった麦の香り。樽はリフィルなのかな?
味わいも糖化麦汁系の甘い味わいです。中盤
からややシリアルで、フィニッシュではピーティ
なニュアンスも顔をだしてきます。
クリスマスモルトに相応しく!?優しく穏やかな
個性を持ったグレンファークラスといえるでしょう。
開栓日:2010年12月3日
ワンショット価格:1,600円
いよいよ12月に突入致しました!
本日は、先月末に始まった年末スペシャル先行第一弾に続き第二弾のご案内です♪
<超長熟オールド・ヴィンテージ・ワイン>
「ch.フォーリー・ドー・スーシャール1969」 1グラス ¥1,500
サンテミリオン・グランクリュクラッセの蔵出しワインが限定2本のみ入荷しました。
セパージュはメルロー65%、カベルネフラン26%、カベルネ・ソーヴィニヨン9%。
41年もの瓶内熟成を経て、その味わいはどのように昇華しているのでしょうか・・・。
この手のワインは開けてみるまでコンディションに多少の不安はありますが、これだけの
古酒であれば一飲の価値はあるとおもいます。
価格も出来るだけリーズナブルに設定しましたので是非お試しください。
なお、2本のみの限定入荷の為、売り切れの際はご容赦下さいませ。
<12月の泡は毎日がシャンパーニュ>
「シャトー・ド・ブリニー、グラン・レゼルヴ・ブリュット」 1グラス¥1,200
普段はヴァン・ムスーをご提供しておりますが、1年の締めくくりである12月は
ちょっとゴージャスにシャンパーニュをご用意させていただきました。
シャンパーニュでありながらもこの価格でご提供できるのはレコルタン・マニュピュラン
と呼ばれる小規模生産者のものだからこそ。
知名度よりも中身で勝負のシャンパーニュです。
セパージュはピノ・ノワールとシャルドネが50%ずつ。
ジャパン・ワインチャレンジ2005にて金賞受賞の銘柄です!
<20年前のクリスマス・イブに造られたウイスキー>
「グレンファークラス1990.12/24ー2009.9/21」 46% 1ショット¥1,600
毎年恒例のクリスマスモルトです!
今年のボトルはシェリー樽で20年近い熟成のわりに色合いは薄めです。
仏教徒の方も是非(笑)