「チナール(1990年代流通品)」
開栓日:2017年4月20日 ワンショット価格:1,200円
アーティチョークを主体としたビターリキュールのオールド
ボトルです。輸入元セイワインターナショナル。
現行品に比べると液体の粘性が高く、ビター系好きなら
ストレートでもいけちゃう感じの味わいです。
柑橘とハーブの爽やかな香りから入り、砂糖漬けのオレ
ンジピールのような甘さの後に舌にしっかりと残るビター
テイスト。個人的にはシガーと合わせるのもありかと。
「チナール(1990年代流通品)」
開栓日:2017年4月20日 ワンショット価格:1,200円
アーティチョークを主体としたビターリキュールのオールド
ボトルです。輸入元セイワインターナショナル。
現行品に比べると液体の粘性が高く、ビター系好きなら
ストレートでもいけちゃう感じの味わいです。
柑橘とハーブの爽やかな香りから入り、砂糖漬けのオレ
ンジピールのような甘さの後に舌にしっかりと残るビター
テイスト。個人的にはシガーと合わせるのもありかと。
「マルティニ・ビター(1990年代流通)」
開栓日:2017年1月31日 ワンショット価格:1,200円
輸入元がビービーアール・ジャパン(株)時代の旧ラベルです。
ビターオレンジの果皮を主体に、キニーネなどを配合。
オレンジの皮の爽やかさと苦味が入り混じった香り。粘性が
高く、ねっとりとまとわりつくように口に侵入し、最初はカンパリ
のような甘さ。そして段々とキナリキュール特有の苦味がでて
きてゆっくりと舌の上に広がっていきます。
本来ソーダやトニックで割るものだとは思いますが、この手の
古いボトルはストレートでも十分に楽しめます!
「アマーロ・フェルシーナ/ブトン」
開栓日:2017年1月7日 ワンショット価格:1,000円
コカ・ブトンやヴェルモットのロッソ・アンティコなどで知られる
ジョヴァンニ・ブトン社が手掛けていたアマーロ(苦味系リキュール)です。
おそらく2000年代初頭に流通していたものと思われます。
24種のハーブを使用して作られているとのことで、香りはフランス産の
ピコンに近い印象で、味わいはキナリキュールのように根っこ系の苦味が
はっきりと表れます。度数が30%とやや低く、甘みも比較的強いため、
ストレートというよりは、ロックやソーダ割がおすすめです。
「イエーガーマイスター(1990年代流通品)」
開栓日:2016年12月26日 ワンショット価格:1,200円
ラベルのデザインは現行品と大差ありませんが、どことなく
雰囲気のあるボトルです。
香りは現行品よりも根っこ系の苦さが強く感じられます。
また液体の粘性もやや高いように思います。
味わいも香り同様やや苦味が強くフィニッシュのべたつき感
も穏やかです。
冷やさず常温でも十分にお楽しみいただける味わいです。
「リッカドンナ/エリキシール・キナ」
開栓日:2016年4月26日 ワンショット価格:1,600円
1980年代に流通していたと思われる、イタリアのキナ・リキュールです。
チンザノなどの有名メーカーではありませんが、キナのオールドはやはり
旨い!アタックはやや風邪ぐすりのシロップのような独特の甘みがあり、
後半にかけてビターな味わいがこみ上げてきます。
モルトをさんざん飲んだ後のフィニッシュにストレートで仕上げたい1本!
「ガンチア・ロッソ(1970年代流通)」
開栓日:2016年4月26日 ワンショット価格:1,200円
サントリーさんの所在地が堂島浜通2丁目と記載されていることから、
1979年以前に流通していたと推測されるオールド・スイート・ヴェルモットです。
ヴェルモットのオールドは、毎回開けるまで状態が不安ですが、ロッソに関しては
ガンチアに限らず大抵の場合問題ありません。
今回もオールドらしい枯れた、ややひねたニュアンスは感じるものの、そのオール
感がむしろ心地よいです。
ストレート、あるいはロックスタイルでどうぞ!
「アルペン・シェルター」
開栓日:2016年4月6日 ワンショット価格:900円
フランスのシェリー・ロシェ社が手掛けるハーブ系リキュールで、
リコリス、オレンジなどを使用しています。
フランス版のイエーガーマイスターと言えば分かりやすいでしょうか?
オレンジピール系の爽やかな香りと、根っこ系のビターな味わいで、
イエーガーマイスターよりはややビター感が強い味わいです。
ソーダ割もいいですが、ジンと1対1でストレートで飲むのもおすすめです。
「キロン」
開栓日:2016年3月10日 ワンショット価格:1,000円
またマイナーでマニアックなリキュールを導入しちゃいました!
フランスのエトワール蒸留所で造られている薬草系リキュールで、
青クルミをメインに約30種の高山植物などが使用されています。
リコリスやアニスを感じさせるビターな香りですが、度数が低く
甘みも強いため、色から想像したほどどぎつい味わいではありま
せんでした。(ややがっかり)
フランス版フェルネブランカ、あるいはイエーガーマイスターと
いったところでしょうか。
「アブサン・ブルジョワ(エミル・ペルノ)」
開栓日:2016年1月15日 ワンショット価格:1,300円
アブサン・ブルジョワは、アブサン禁止法以前から存在していたアブサンです。
原料はグレープスピリッツではなく甜菜原料のスピリッツで、ツヨン濃度は5.6~
6.1PPMとのこと。
アブサンを舐めている黒猫のラベルが印象的ですね。
味わいはアニス系の甘みが強く、アブサンの中では飲みやすくバランスの取れ
たタイプです。
ちょっとだけ猫の気持ちが分かっちゃう僕はもう手遅れなんでしょうか・・・。
「ヴァルネッリ社/アマーロ・シビッラ」
開栓日:2015年11月2日 ワンショット価格:1,000円
現行品で面白いリキュールを見つけちゃいました。
ヴァルネッリ社は昔からの伝統的な製法を守り続けている
数少ない生産者で、原料のハーブは全て天然素材を使用しています。
しかも薪をくべ、銅製の鍋でグツグツと煮立ててエキスを抽出しています。
甘みは蜂蜜と砂糖を焦がしたものを加えているようです。
フィニッシュにくる根っこ系のしっかりとした苦みがビターファンには堪らな
い仕上がりとなっています。