GLENDRONACH 20YEARS(1994/2014) for WHISKY LIVE TOKYO2014 700ml,58.8%

　「グレンドロナック20年(1994年1月21日/2014年8月)

　　　　　　　　ウイスキーライブ東京2014向け限定ボトル」

 

　開栓日：２０１４年１１月４日　ワンショット価格：２，０００円

 

　カスクナンバー44番のオロロソ・シェリー・バットから595本がボトリングされています。

　極めて濃厚な色合いで、カラメルやシェリー、ドライレーズン、オートミールなどの香り。

　アルコール度数が60％近く、開けたばかりということもあってアルコールの揮発臭もやや

　ありますが、気になるほどではありません。

　口に含むとビターチョコでくるんだオレンジピール、メープルシロップなどナッティな甘みの

　後にシェリー樽由来のウッディさ、タンニンなどどっしりと重厚な味わいが広がります。

　意外にもひねた感じや渋すぎる印象は無く、上手くバランスの取れた味わいでした。

　これからの時期にぴったりな、濃厚シェリー樽熟成モルトです。

 

CADENHEAD'S Authentic Collection / GLENDRONACH21Years(1990/APRIL2012) 700ml,51.1%

「ケーデンヘッド・オーセンティックコレクション

　　グレンドロナック２１年（1990/2012年４月）」

　開栓日：２０１４年４月９日　ワンショット価格：１，５００円（税込）

 

　グレンドロナックというと濃厚シェリー樽のイメージが強いですが、今回

　仕入れたのはバーボンホグスヘッド樽でボトル総数は258本。

　ハーブ、ミント、ジンジャーなどの香りが強く、白あんを思わすような甘みも

　ありますが、全体的にすっきりとした香りです。

　ハチミツと麦の甘みがあり複雑な口当たり。中盤で一瞬ミルキー。その後は

　麦芽の存在感がより強くなりますが、ボディは軽め。シェリー樽のドロナック

　に慣れた方には物足りないくらいかもしれませんが、個人的には好きな味

　わいで、これからの時期、初めの１杯によいと思います。

GLENDRONACH 8YEARS(2002/2010) Bourbon Barrel 700ml,59.9%

本日は現在ボトルキープフェアーを展開中のグレンドロナックより、

日本向けにボトリングされたシングルカスクをご紹介いたします！

 

「グレンドロナック８年（2002.7/24－2010/8）」　　700ml、59.9％

 

アライド・ディスティラリー社が所有していた頃は１２年の１００％シェリー樽と

１００％プレーン樽の２種類がでていましたが、１９９０年代半ばからは基本

的に定番はシェリー樽のものだけとなっており、２００８年にベンリアック・ディ

スティラーズ社が所有した後も定番は１２年・１５年・１８年のシェリー樽のも

ので、グレンドロナック＝シェリー樽との印象が強い蒸留所でした。

 

今回は久しぶりにシェリー樽ではなく、バーボン樽１００％のシングルカスク

です。カスクナンバー７５２番、ボトル総数２４７本で日本の市場向けに瓶詰

めされたボトルとのこと。

 

色合いはかなり薄めのゴールド。

開封して間もないこともあり、最初はアルコール

臭が鼻をつきますが、だんだんとバニラエッセン

スやバナナ、挽いた小麦粉、ライ麦パンなどの香

りを感じてきます。

度数の刺激は高いものの、味わい自体は柔らか

な酒質です。クリーミーで甘く、後半は麦の風味

をしっかりと感じさせてくれます。

少量の水を加えるとよりソフトでエレガントに！

スタンダードな１５年と飲み比べると、樽の種類に

よっていかにウイスキーの味わいが異なるかがが

よく分かります。二つ並べて飲み比べてみるのも

　　　　　　　　　　　　　　　　　お薦めです♪

 

開栓日：２０１０年１１月４日

ワンショット価格：１，２００円