今日は雨も激しいですが久しぶりに雷が多発してますね
西武池袋線では落雷による瞬間的な停電があったそうで電車が10分ほど遅れてました。
気温もだいぶ下がり、ようやくいよいよ秋の到来となりそうですね。
本日は何かと話題の1993年蒸留のボウモアをご紹介いたします。
「ボウモア・クイーン・オブ・アイラ(1993/2010) 」 700ml,51.9%
1960年代蒸留のボウモアが持つトロピカルフレーバーは有名ですが、最近1993年蒸留
のボウモアがそれに近いフレーバーを持っているということで人気、価格ともに上昇して
います。ことの発端は「ゴールデンカスクの1993」あたりだったでしょうか?その後様々な
ボトラーからもリリースされましたが、有楽町のキャンベルタウンロッホさんが詰めたケー
デンヘッドの1993で一気に火がついた感があります。
このボトルは信濃屋食品さんのオリジナルボトルで、ラベルのモチーフはメアリー・スチュ
ワート女王。ほぼ同時期にドイツのウイスキー・エージェンシーからも1993年のボウモア
がリリースされていますが、価格はこちらの方がちょっと高めです。
1993年が人気が高いとはいえ、ちょっと高騰し過ぎかなと個人的には感じています。
最初は想像していたよりもスモーキーな香りの方が強く、
甘くトロピカルなニュアンスは微かに感じる程度。
しばらく時間をおくとようやくパパイア、マンゴーの香りが
開いてきます。
香りとは対照的にアタックは果実味に溢れていて、後半
はスモーキーさが強くなっていきます。
少量加水した方がトロピカルフレーバーが感じやすくなり
ました。
しかしやはり1960年代のボウモアとは別物ですね。
あまり期待をし過ぎず、あくまで現行のボウモアとして楽し
んだ方が良いかと思います。後は瓶内でどれだけ変化す
るかが楽しみですね。
開栓日:2010年9月16日
ワンショット価格:2,600円 ※明日9月24日(金)までは半額 → 1,300円