「ザ・シンジケート/カリラ14年(1990/2004)」
開栓日:2016年4月27日 ワンショット価格:2,400円
ザ・シンジケートはブレンデッドウイスキーのThe Syndicate58/6をリリースしている
会社で、オリジナルの味わいをウイスキー会の重鎮ウォレスミルロイ氏が再現してい
ます。
同社はシングルモルトにおいてはこのカリラとラガブリンをリリースしています。現在
はThe Portman Group のDrinkawareの傘下に入っているとのこと。
中身はカリラですが、ブリックラディ蒸留所でボトリングされたと記載されています。
2004年だとブリックラディ蒸留所内にボトリングラインが完成していた頃ですから、
シンジケート社が所有していた樽を同蒸留所に持ち込み瓶詰したのでしょうか。
加水タイプではあるものの、非常に磯臭くヨード香の強いタイプのカリラです。
しかし味わいは砂糖水のように甘く穏やかで、後半に苦みを帯びたスモーキーフレー
ヴァーが控えめに顔を出す程度です。荒々しさではなく、落ち着いた円熟のアイラを
お求めの方に是非おススメしたいカリラです。