その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ミラノ ブレア絵画館

2010-01-28 08:26:19 | 旅行 海外
 もうひとつミラノで訪れた美術館をご紹介します。

 ブレア絵画館という15-18世紀の北イタリアの美術品を中心に収集した美術館です。美術館のHPはこちらから

 同じ建物内に美術大学があるらしく、最初、入り口がわからず建物内をウロウロしていたら、学生さんらしき人が教室で試験を受けるところに出くわしたりしました。




 美術館は想像以上に充実したものでした。9割が宗教画です。正直、あまり自分の趣味ではないのですが、これだけの量を集中して見ると、その良さに気づかされるのがおもしろいです。普段、美術館に行っても見るのは近代美術系ばかりで、それ以外は飛ばしてしまっているけど、なかなか良いものだと思いました。

 有名どころでは、「死せるキリスト」(モンテーニャ)、「エマオの晩餐」(カラヴァッジョ)、「マリアの結婚」(ラファエロ)らがあります。
  

 まだ朝早かったこともあって、館内は人もまばらで、落ち着いてゆっくり鑑賞できるのがうれしいです。


 私的に一番良かったのはラファエロの「マリアの結婚」でした。描かれている人間が皆、優しく暖かく描かれているのが良いです。丁度、対面で解説のビデオをやっていたいたので、なんとなく見ていたら、自分が見ているようで見ていない細部までが拡大で映し出されるなどとても興味深いものでした。

 これからは、この当たりの絵も、真面目に見てみることにします。
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LPO, Osmo Vanska

2010-01-28 07:38:27 | コンサート (in 欧州)

 初めての曲ばかりだったが、とってもエネルギーに溢れる演奏で感動した。この日から始まったVanskaとLPOによるシベリウス・チクルス。Vanskaはシベリウスの第一人者とのこと。

 強烈に引っ張る指揮ぶりが印象的。LPOも良く応えていた。

 初めて聴く曲なので比較はできないが、とても、深みのある演奏だったと思う。

Royal Festival Hall

London Philharmonic Orchestra
Resident at Southbank Centre
Wednesday 27 January 2010

Jean Sibelius: The Wood Nymph, Op.15
Jean Sibelius: 6 Humoresques for violin & orchestra
Interval
Jean Sibelius: Symphony No.1

Osmo Vanska conductor
Henning Kraggerud violin

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