その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

新春走り初め 10マイルレース@Dartford

2010-01-19 07:20:29 | ロードレース参戦 (in 欧州、日本)
 昨年のアムステルダムマラソン以来、ちょっと走る方は気が抜けていたので、年明けに5月のエジンバラマラソンに申し込み。これから5か月かけて、自己ベストを求めて少しずつ調整を始めることにしました。

 まず、今年の走り初めとして10マイル(16k)のレースに出場。場所はロンドンブリッジ駅から列車で40分程南東に向かったKent州のDartfordという町です。今までロードレースで訪れたロンドン以外の町の中では一番、にぎやか。駅前には大型スーパーのWaitoroseもありました。ハイストリート近くには、古い教会もあり、昔からある町であることを感じさせました。


 この日は何よりも天気が素晴らしい。今年に入ってからは雪や雨続きだったので、今日のレースはどうなることやと、毎日のように大会のHPを覗いては、雪により中止とかになっていないかチェックしていました。今日は雲ひとつない、日本でいうところの正月晴れ。間違いなく今年に入って一番の天気でした。

 会場はDartfordのサッカースタジアム。駅から歩いて15分程です。1月早々のレースというのに、ロンドンから近いこともあってか、かなりのランナーが集まっていました。4月のロンドンマラソンに向けたトレーニングレースとして活用する市民ランナーも多いとの話を耳にしました。スタート前の雰囲気です。


 コースは適度のアップダウンがありますが、とても走りやすくて、年の初めに走るコースとしては丁度よいものでした。最初の1マイルぐらいまでは住宅街。


 住宅街を抜けると牧草地帯やただのフィールドが広がったところのフットパス(散策、ウオーキング用の道)を走ります。今回でイングランドの田舎コースを走るのは4回目ですが、風景自体の雰囲気はどこも似ています。日本でい言えば、北海道とか東北の野原のイメージです。落ち着いた田舎の雰囲気(とはいっても東京でいえば八王子ぐらいの距離ですが)が、私はとても好きで、こうしたなかを走っているとわざわざコッツフォルズとかに出かけていく必要はないと思います。






 時間は手元の時計で1時間27分56秒。2マイルごとのラップタイムが17.09、35.21(18.11)、52.31(17.10)、1.09.36(17.05)、1.27.56(18.19)。3マイルぐらいでいきなり左膝下に違和感を感じたので、ちょっとひやっとしましたが、ちょっと止まって屈伸運動等をしたところ特に悪化することなく、私なりに順調に走ることができました。ただ、あんまり走っていないので最後の2マイルでラップがかなり落ちたのは反省。去年5月の10マイルレースより4分ばかりタイムも悪いし。これから、少しずつ距離を増やしていかないと・・・

 参加賞は肩掛けバック。参加メダルがなかったのは少しがっかりです。


 あと、実は今日のレースは非常に大きな意味がありました。先週のおニュー・ランニングシューズの購入に伴い、現在のAsics NewYorkは今日のレースを持って、現役引退。今後は練習専門のシューズとして余生を送ってもらうこととなりました。思い起こせば、2008年の東京マラソン用に購入して以来、フルマラソン2回、ハーフマラソン4回、10マイルレース2回、10kレース2回と足かけ2年計10回の大会をまさに足元から支えてくれました。このシューズを履いて以来、途中棄権や途中歩きは全くありません。本当に心から「お疲れ様。ありがとう。」と言いたいです。


1月17日 日曜日
コメント
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