その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

吉田都さん

2010-01-30 07:18:20 | ロンドン日記 (日常)
(写真は吉田都ホームページより)

 ミーハーな話で恐縮ですが、先日、さるPartyに上司のお供で行ったのですが、なんとそこで吉田都さんにお会いしました。お会いしたといっても、その晩餐会に居たというだけで別に話をしたわけではないのですが、すごいオーラにびっくり。

 吉田さんと言えば、長年ロイヤルバレエのプリンシパルとして長年活躍されたバレリーナですが、今度の4月の公演をもってロイヤルバレエを退団されるとのことで、当地のメディアにもしばしば取り上げられています。吉田さんの評判と言うのは本当にすばらしいもので、たとえば、昨年末の公演「くるみ割り人形」では、タイム紙は「このバレリーナを失うことはロイヤルバレエの大きな損失」とか書いてました。

 この日は着物をお召しになっていましたが、その着物の華やかさもさることながら、その身のこなしの美しさが素晴らしい。ほっそりした体型に、背丈はお見かけしたところ160センチぐらいだと思うのですが、その着物姿がはまっていること。体全体で「和」を発出していました。バレエというバリバリの西洋文化の世界の中で長年第一人者として勤めてこられた方に、これほどまでに「和」を感じること自体に、思いっきり感動しました。

 4月の公演は2公演しかないので、売り切れ必至でしょう。私はまだ吉田さんの舞台を見に行ったことが無いので、是非、チケット取りにチャレンジしたいと思います。でも、取れるだろうか?
コメント (6)
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