その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドン塔 鍵の儀式 (Ceremony of the Keys)

2010-01-03 02:46:54 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
 大晦日の夜、ロンドン塔で行われている「鍵の儀式(Ceremony of the Keys)」を見学に行きました。

 これは、毎夜、the Chief Warder (所長?警備長のような人?)がロンドン塔のゲートの鍵を閉めて廻り、最後に全ての鍵を閉めたところでトランペットが閉めのファンファーレを演奏する一連の儀式です。なんと700年も続いているとか。

 無料で見学できますが、2か月ぐらい前までに予約が必要で、10月末に申し込みいくつかの希望日から、何故か大晦日に割り当てられました。

 当夜は9時半に集合します。30名ぐらいの観光客がいましたが、氷点下を下回るかと思われる寒い夜でした。ロンドン塔の守衛の人から解説を聞き、実際の儀式は9時53分から10分ぐらいの儀式でした。とても厳かな雰囲気の中の儀式で、これら1300年から続いているというのも不思議な感じがします。寒空の中に響き渡るトランペットの音が印象的でした。

 儀式自体は写真撮影厳禁でしたので、その前後に撮った写真をご紹介します。

※クリスマスシーズンはロンドン塔の堀にスケートリンクが設けられます。ロンドン塔の暗さ、スケートリンクの明るさ、月明かりの薄明かりのコントラストが印象的でした。


※タワーブリッジのライトアップが美しいです


※儀式前に行われる儀式についての説明


※儀式前のロンドン塔の中。静かで、団体でいなかったら少し怖いかも。道の先に歩兵の影が見えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする