その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

イングランド北部の旅 (最終回) ニューキャッスル街歩き

2011-05-22 18:54:10 | 旅行 海外
 だらだらと書いてきましたが、今回がこのシリーズ最後です。

 ハドリアヌスの城壁歩きからバス、列車を使って夕方、イングランド北部最大の町ニューキャッスルに到着しました。ロンドン行きの列車は遅めの列車を予約していたので、残った3時間弱の時間を使って、ニューキャッスル(正式にはニューキャッスル・アポン・タイン)の街をちょっと歩きました。ニューキャッスルはハドリアヌスの城壁の東端にあたり、今も街の中に壁の跡が少し残っています。

(かなり大きな駅舎)


 「最大の見どころはタイン川にかかる個性的な橋」(「地球の歩き方 イギリス」)ということなので、橋をメインの見所として見学しました。タイン川は駅の南側数百メートルの所に流れていますから、簡単にたどり着けます。500Mぐらいの間に6本の橋がかかっているのは、確かに壮観です。

【タイン・ブリッジ】
「タイン川に架かる橋の中で最も有名で美しいとされる」(地球の歩き方)橋です。


【ハイレベル・ブリッジ】
もっとも古く、高い橋。上に鉄道が走っています。
 

川に向かって坂になっていますが、なかなか風情のある道です。


【ミレニアム・ブリッジ】
「機能性のすばらしさと橋の美しさは現代建築の傑作」(地球の歩き方)というぐらいですので、確かに綺麗です。ただ、想像していたより小さかった。


【スイング・ブリッジ】


【クイーン・エリザベス2世(手前)ブリッジとキング・エドワード・ブリッジ(奥)】



 橋のほかには、列車でエンジンバラに行くときに姿だけ見て気になっていた教会(セント・ニコラス・カテドラル教会)を見学。14,15世紀の建物だとのことです。


 ここの主祭壇の後方にあるステンドグラスは特に素晴らしかった。






 あとは、パブで一休み。街の中心部までぶらつく時間は無かったので、ほんの一部覗いたにすぎませんが、橋やパブの多さなど個性を強く感じる街でした。


 1泊2日の強行軍でしたが、天気にも恵まれ、とても充実した旅行となりました。イギリスの旅行先としてはあまり注目度は高くないところだと思いますが、とってもお勧めです。

 帰りの車窓からいくつかスナップを。

 (キングエドワード・ブリッジからタイン川を臨む)


 (ダラムの大聖堂(世界遺産のはず))


 (夕暮れと黄色一面の菜の花畑(手前))


 2011年5月1日


(参考) 一応、これまでの記事リンクをまとめておきます。

  ※イングランド北部の旅(その1) セトル・カーライル鉄道に乗ってヨークシャデイルズを縦断する →

  ※イングランド北部の旅(その2) カーライル城 →

  ※イングランド北部の旅(その3) ハドリニアヌスの城壁 →
コメント (2)
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