1753年の設立の決定、1759年の開館から250年にわたる大英博物館の歩みを、携わった人々、時代背景を軸に、解説した本です。
さすが、250年の歴史には、様々な浮き沈みがあり、大英博物館の歴史はイギリスの近現代史そのものであると言って過言でないことが良くわかります。
筆者は40年余り毎年のように渡英の度に大英博物館に通ってきたそうです。本書からは、筆者のこの博物館に対する愛着が痛いほど伝わってきます。その分、一般読者には、やや細かいのではと思われるほどの人物記述等があり、いかにも学識溢れる学者さんの本だなあと思うところも正直あります。
しかし、そうした特別な思い入れがある人による著作ならではの大英博物館の重みを感じることができるのも、本書ならではです。 もっと、大英博物館に行かなくては・・・
さすが、250年の歴史には、様々な浮き沈みがあり、大英博物館の歴史はイギリスの近現代史そのものであると言って過言でないことが良くわかります。
筆者は40年余り毎年のように渡英の度に大英博物館に通ってきたそうです。本書からは、筆者のこの博物館に対する愛着が痛いほど伝わってきます。その分、一般読者には、やや細かいのではと思われるほどの人物記述等があり、いかにも学識溢れる学者さんの本だなあと思うところも正直あります。
しかし、そうした特別な思い入れがある人による著作ならではの大英博物館の重みを感じることができるのも、本書ならではです。 もっと、大英博物館に行かなくては・・・