★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

歯痛は気合で治るのか

2020年06月04日 18時02分44秒 | 徒然(つれづれ)
 目下の悩み事は歯痛だ。
 私を瘤取り爺さん風の容貌に変えたその歯痛は、未だ治まるところを知らない。
 食事もゼリーとバナナ、野菜ジュース、アイスクリームになった。

 鎮痛剤を飲んだらいいじゃないか、とあなたは言うだろう。
 しかし、病は気合で治せ、がモットーの家内が支配する家には、胃腸薬や風邪薬はもちろん、鎮痛剤や外用薬など、薬の類いは一切ない。

 幸いにも私は痛みには結構な耐性がある。
 特に歯痛には強い。
 激痛でなければ我慢するしかない。

 というのも子供の頃から歯が悪く、小学校高学年頃から定期的な虫歯治療が絶えない。
 昔の田舎の初老の歯医者は、子供の虫歯治療には無頓着だ。
 奥歯治療の際にも、麻酔など少なめだ。
 途中から痛みが発生しても、強がりの小学生ゆえに、泣くわけにもいかない。

 家に帰ってからもそれは続く。
 祖母がくれた正露丸を歯と歯茎のあいだに詰めて、枕に顔を埋めるしかなかった。
 そんなことがたび重なれば、当然、痛みには強くなる。

 自分の痛みというのは自分以外にわからないし、ましてや人が肩代わりできるものでもない。
 ここはじっと我慢の大五郎でいくしかない。


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髪の毛1本ほどの恍惚

2020年06月04日 14時19分47秒 | 徒然(つれづれ)
 今日も歯茎の腫れが引かずウォーキングは中止。
 腫れの膨らみは昨日と変わらず、おたふく風邪か瘤取り爺さん状態だ。
 身体のあちこちのリンパ節が痛みを訴え、筋肉痛や関節痛と相まって、通常の動作にも支障を来たすほどだ。

 いうなれば腫れの転移だ。
 ガンがリンパや血液を介して身体のあちこちに転移するという状態が、なんとなくわかるような気がする。

 ネットで歯痛に効くツボを検索して試してみるも、ポイントを外れているのか一向に効き目なし。
 やはり専門家にやってもらわないとダメみたいだ。

 私の素人療法だが、痛い歯と反対側の髪の毛をひと掴みほど強く引っ張ると、その痛みで一時的に歯の痛みを忘れてしまう。
 それを繰り返すと、あ~ら不思議、歯痛が軽減されるみたいだ。

 髪の毛で思い出すのは、たとえば、頭にちょっとした切り傷を負ったり、できものができたりして、それが治りかけのカサブタ状態の時、当然それは痒みを伴うのが常だ。時として強烈に痒い時もある。

 そのカサブタに何本かの髪の毛が生えていたとする。
 その中の1本を引っ張った時の、痒みと痛みの相乗効果で、恍惚となる時がないだろうか。
 痒い所を掻くというのは一種の快感だ。
 その掻くという動作の代わりに髪の毛を引っ張るのだ。
 髪の毛を引っ張った時の痛みは苦痛だ。

 快感と苦痛がミックスされた時、そこに得も言われぬ恍惚が生まれるのだ。
 コツは髪の毛を抜かないことだ。抜いてしまうとその恍惚感も消えてしまう。
「痒~い」「痛~い」「気持ちいい~」
 それはM感覚と似ているかもしれない。


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