★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

さんまの缶詰

2020年06月19日 18時25分28秒 | 徒然(つれづれ)
 私たちの世代は、戦後のアメリカナイズや核家族化が進み、現代っ子やテレビっ子、鍵っ子と呼ばれた。
 そんな私たちの食生活も、主婦の手作り惣菜から、缶詰やインスタント、レトルト食品へと進化した。

 私は特に缶詰に郷愁にも似た愛着を感じる。
 子供の頃の缶詰といえば、主にフルーツ系や魚系がメインだった。

 その魚系の缶詰は、サバやイワシ、サンマにクジラ、高級品になるとサケやカニなどがあったが、70年代初頭からはシーチキンに代表されるツナ缶の独壇場となった。
 私の一番のお気に入りはさんまの蒲焼の缶詰だ。
 ツナ缶の天下にサバ缶が復権の狼煙を上げた現在も、離された三番手としての地位を堅持する超ロングセラー商品だ。

 そのままおかずとして食べてもいいし、酒のツマミにもなる。
 ウナギの蒲焼風に温めたり、卵でとじたりして丼としてもいける。
 子供の頃は食べたあとの汁が残った缶に、ご飯をギュウギュウ詰めにして、アルミフォイルでくるんで、忍者ごっこの非常食として重宝したものだ。
 
 久しぶりに買って食べてみた。
 角が丸くなった長方形の缶は昔から変わらない。
 昔は缶切りで開けたものだが、今はプルトップ式に変わっている。
 甘辛い味付けも昔のままだ。
 
 大人になって味覚が変化して、子供の頃好きだったものが、そうでもなくなったりするものだが、さんまの缶詰は変わらず私の味覚をやさしく刺激する。
 秋の味覚のさんまの塩焼きももちろんいいが、缶詰の蒲焼も捨てがたい。
 さんまの缶詰よ永遠なれ。


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老いへの抵抗

2020年06月19日 15時17分39秒 | 徒然(つれづれ)
 この歳になると、老化というものを考えないわけにはいかない。
 人間誰しもを歳を取るにつれ、その体力は低下し、新陳代謝は悪くなり、容貌容姿は劣化してくる。
 お互い自分のことはわからないが、人のことはよくわかる。
 特に容貌容姿の劣化は女性の場合に顕著だ。

 しかしその劣化度合いも、毎日顔を合わせているとわからないものだ。
 そのいい例が、家内であったり会社の女子社員、行きつけの飲み屋のママなどだ。
 家内とは20代の時から一緒にいるので、60代の今もその容貌容姿の変化には気がつかない。
 本人なりに努力もしているのだろうが、見慣れが大きく影響しているのだろう。

 40も過ぎると、人間、10年も会わなければ、別人のように変化、劣化、老化する。
 ちょうどその年齢くらいで、肥満したり禿げたり、白髪やシミ、シワが増えたりするものだ。

 久しぶりの同窓会などで、同級生の驚きの変化に遭遇することもしばしばだ。
 別に整形に失敗したわけでも大病をしたわけでもない。
 時の流れの残酷さになんの抵抗もせず身をまかせたせいだろう。
 若さを保つには、少なくとも年に一度は同窓会なり飲み会などで、友人知人と顔を合わせておくべきだ。

 引きこもり年金生活の私は、人と会う機会が少ないので、髪型やファッション、ウォーキングやストレッチなど、自分なりに老化防止にはいろいろ気を使っている。
 街で偶然、昔の知り合いの女性に会った時に、その努力は報われるはずだ。


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王将回顧

2020年06月19日 10時55分34秒 | 徒然(つれづれ)
 今日も空模様がすぐれずウォーキングは中止。
 朝10時前に王将でブランチ。
 餃子と麻婆豆腐辛口、生ビールを注文。

 この時間の王将は客もまばらで、兵どもが夢のあと状態。
 空調の効いた店内で広いテーブル席にひとりでいると、なんとなくやるせない雰囲気だ。
 やはり王将は満員で賑やかな雰囲気が似合っている。
 しかし満員だとひとりでテーブル席には座れない。
 困ったものだ。

 そういえば、貧乏学生時代は安くてボリューム満点の料理で腹を満たすだけで、ビールなど頼んだことがなかった。
 学生時代のカウンターだけの小汚くも活気溢れる王将が懐かしい。
 壁の10人前30分完食で無料や、30分の皿洗いで1食無料の貼り紙はもうない。 
 
 今や王将はきれいな店内で、パリっとした制服の女店員が、熱帯魚のように動き回る、お洒落なファミレス仕様だ。
 料理の値段も決して安いとは言えなくなった。
 これも時の流れ、仕方がない。

 いずれにしても今後も折にふれて王将を利用するだろう。
 私の青春回顧のひとつの重要なキーアイテムだから。
 

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