★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ベランダ喫煙禁止

2020年06月17日 12時03分17秒 | 徒然(つれづれ)
 どこのマンションでもそうだろうが、玄関ロビーに掲示板がある。
 ウォーキングに出る前にチラっと見た時に、喫煙という文字が目に留まった。

 ベランダでの喫煙に対する警告だ。
 風向きによって上下左右の部屋に煙草の煙が侵入し、その匂いに迷惑している旨が書かれていた。
 季節が季節なので窓を開けている家が多いようだ。

 喫煙者は私ひとりではないだろうが、ベランダで吸っている者は限られるはずだ。
 多分私もその槍玉に挙がっているはずだ。
 夜中や家内が留守の昼間に、ベランダで吸っているのを誰かに見られているかもしれない。

 その警告文が、副流煙による肺がん誘発に対する抗議ならば、データでもって反論もできるが、煙草の匂いという公衆道徳の面から責められると、常識人の私としては無視するわけにもいかない。

 よって今後ベランダでの喫煙をやめようと思った次第。
 これで完全に自宅での喫煙はできなくなった。
 どうしても吸いたければ隣のローソンまで出向くしかない。
 
 ああ、喫煙者には世知辛い世の中になったものだ。


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スタンプカード景品交換

2020年06月17日 11時22分42秒 | 徒然(つれづれ)
 王将のスタンプカードの押印期限が迫っていたので、ウォーキング帰りに24時間営業の王将空港店でブランチ。
 引きこもり年金生活においては、王将やローソンのスタンプやポイントをチマチマと集めることも必要なのだ。
 情けないなどとは言っておれない。

 日本一の集客を誇る大型店の店内も、さすがに午前9時過ぎでは客もまばら。
 4人掛けのテーブル席に大股開きで陣取る。
 カウンター席やテーブル席を仕切る、コロナ対策の透明のビニールシートやアクリル板が痛々しくもあり。
 
 一応メニュー表に目を通すも、奥歯が仮入れ歯なので、事前に決めていた柔らかい天津炒飯と餃子を注文。
 ビールも飲みたいところだが、そこはぐっと我慢のしどころだ。

 食べ終えて会計時に、スタンプ15個の景品の餃子無料券1枚と250円割引券2枚をゲット。
 店頭の喫煙所で食後の一服を吸って帰途へ。

 帰宅早々、洗面所でうがいをしていると、煙草臭いと家内に一喝される。
 どんな嗅覚してんねん。そしていつまで煙草臭は染みついてんねん。


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文学界の一発屋狙い

2020年06月17日 10時18分14秒 | 徒然(つれづれ)
 ダンディ坂野、ヒロシ、テツandトモ、小島よしお、波田陽区、言わずと知れた一発屋芸人だ。
 お笑いにはさして興味のない私でも、その名前やギャグを知っているくらいだから、知名度的には相当なものだろう。
 彼らは彼らなりにいろいろと持ちネタはあったのだろうが、代表的なギャグがあまりにも有名になり、流行という名の栄枯盛衰の犠牲になったのだろう。

 芸能界に限らず、いろんな分野で一発屋は存在するものだ。
 文学の世界では、「ライ麦畑でつかまえて」のJ.D.サリンジャーにとどめを刺す。
 他にも何編かの小説があるが、「ライ麦畑・・・」はアメリカ文学史でも有数の傑作とされている。

 ほとんどその1編だけで彼の人生は波乱と謎に満ちたものとなった。
 若者層から絶大な支持を受け、作者人生を変えられた点では一発屋芸人のギャグもそうだが、大きく異なるのは、文学史、思想史、風俗などにも多大な影響を与え、なおかつ未だに与え続けているということだ。

 私も何度か読み返したが、「ライ麦畑・・・」がアメリカ文学史上の最高傑作とはとても思えない。
 凡人ゆえの理解力のなさかもしれないが、口語体の冗長ともいえる語り口からは、文学的な格調高い香りは微塵も感じられない。
 まあ、何をもって文学的というかは意見の分かれるところだが。

 それは日本文学における、石原慎太郎の「太陽の季節」、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」、村上春樹の「ノルウェイの森」にしてもそうだ。
 いうならば、一発屋のギャグみたいな小説だ。
 それらの小説が彼らの頂点だったと言っても過言ではないだろう。
 センセーショナルで賛否両論の反面、疲れの種類は異なるが、読後の疲労感は文学的充足感と対極をなす。
 従来になかったもの、あるいは既成概念を否定するもの、過激で刺激的なもの、逆に感情の起伏を極端に抑えた乾燥し過ぎの文体など、奇を衒うという表現がぴったりの小説だ。

 私も世に出るためには、その手しかないのだろうか。
 

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