★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

入れ歯トライアル期間

2020年06月27日 12時17分51秒 | 徒然(つれづれ)
 拒絶反応というものがある。
 代表的なのは臓器移植後の拒絶反応だ。
 身近では細菌やウイルスが体内に入った時に、白血球がそれに対抗する防御作用もそうだ。

 私の口腔内に今、それが起こっている。
 拒絶反応といえば大げさだが、要は入れ歯に対する違和感だ。
 歯医者で上下の奥歯の噛み合わせは調整したので、奥歯による咀嚼自体は物理的には可能だ。

 しかし人間の咀嚼動作というのは結構複雑で、まず咀嚼対象物を上下の奥歯の間に運び込まなければならない。
 要は舌と口腔内の筋肉が連動しながら、所定の場所へと送り込むのだ。
 そして咀嚼の間も舌や筋肉は咀嚼物を上下左右に転がしながら、咀嚼の均一化を促しているのだ。
 人間はそのハンドリングを無意識にやっている。

 それが大きな入れ歯をすることによって阻害されるのだ。
 入れ歯は口の中に異物を入れた状態だ。
 物を食べる時に、口の中に異物があると食べにくいのは誰でもわかるだろう。
 その異物のために、舌や口腔内の筋肉が通常の動きができないのだ。

 よって、咀嚼がうまくいかず、場合によっては、舌や頬の内側の肉を噛んでしまうケースもある。
 また入れ歯によって歯茎に余分な力が加わり、下手をすると炎症を起こしかねない。
 すでに口腔内のあちこちに小さな噛み傷の痛みや、歯茎の鈍痛が感じられる。

 慣れるまでは細心の注意が必要だ。


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