★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

名言の使いどころ

2020年06月10日 16時19分32秒 | 徒然(つれづれ)
 梅雨入り初日の今日はおかしな天気だ。
 午後から降り出した雨は、降ったと思ったらすぐに止み、止んだと思ったらまた降り出す。
 途中は晴れ間も覗く、不安定な空模様だ。
 まるで気分屋の家内の機嫌の変化のようだ。

 空模様は気分の変化に影響を及ぼすものだ。
 普通の人間だったら、晴れていれば気分はいいし、降れば憂鬱になる。
 カーペンターズも雨の日と月曜日はゲット・ミー・ダウンと歌っていた。
 雨降りが好きな人間など稀だろう。

 誰が言ったか知らないが、止まない雨はない、という名言がある。
 たぶんシェークスピアの、明けない夜はない、からの派生だろう。

 けだし名言ではあるが、使う場面によっては、顰蹙ものになる時もある。
 干ばつ地域で、止まない雨はない、などと言ったらそれこそ袋叩きだ。

 古今東西の名言は、使う場面とシンクロした時には、称賛の的だが、そんな機会は滅多にないものだ。

 私が常備している名言のひとつに、かの「カサブランカ」でハンフリー・ボガートがイングリッド・バーグマンに言った「君の瞳に乾杯」というのがある。
 実際に何度もいろんなシーンで使ったことがあるが、成功した試しはほとんどない。

 君の瞳に完敗で終わっているのが、悲しい現状だ。


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拙著『短編集・それぞれの夏』

2020年06月10日 14時05分44秒 | 徒然(つれづれ)
 誰しも夏の想い出といえるようなものが、ひとつやふたつはあると思います。
 それは遠い子供の頃や青春時代の、懐かしく甘酸っぱい想い出かもしれませんし、もしかしたら、つい何年か前のほろ苦い想い出かもしれません。

 そんな記憶の引き出しに眠っている想い出を、ついつい想起させるような、いろんな夏の出来事を活写した短編集です。
 記憶も薄れかけた子供の頃の郷愁にも似た想い出、今は懐かしいモノクロ写真のように、記憶のアルバムに貼りつけたままになっている想い出、忘れていた記憶が再び甦るようなストーリー、胸の奥の竪琴の弦をかすかに揺らすような出来事、あなたにそんなプチ感動をお届けする、作者渾身の珠玉の物語の数々です。

 大作巨編のような大きな感動はありませんが、得もいえぬ不思議な気分にさせてくれること請け合いの、Amazon Kindle Storeにて併売している短編をひとつに集約した自信の短編集です。
 
 ぜひこの機会にご一読いただき、読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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埒が明かない

2020年06月10日 11時37分51秒 | 徒然(つれづれ)
 朝起きると空は晴れている。
 梅雨前線の上りが遅いようなので、これ幸いとウォーキング敢行。
 晴れ間が覗く曇天で、無事ウォーキングは終了。
 雨は午後からの模様。

 梅雨時の降るか降らないかの空模様は、ウォーキングに出ても大丈夫かどうか思案のしどころだ。
 ネットの天気図を見ながら、出ようか出るまいか迷うところだ。
 悩んでいても時間が経つばかりで埒が明かない。
 いずれにしても直感で即決すべきだ。
 
 埒が明かない、とはよく聞くし、昔から馴染みある言葉だ。
 それが競馬の"らち"から来ているというのを初めて知った。

 競馬中継ではよく、内らち一杯とか、らちに沿って、とか言うのを普通に聞いていた。
 それで、らちとは競馬場の柵のことだというのは理解していた。

 埒が明かない、の"らち"は、もしかして競馬のあの"らち"と関係があるのかとひらめき、ググってみた。
 まさしくそうだった。
 ふたつの言葉がひとつに収斂した瞬間だ。

 何気なく聞いたり使ったりした言葉が、同じ意味を持つというのが分かった時は、なんとなく知識のレベルが一段上がったような気になる。
 昔はそんなことは度々あったものだが、最近は滅多にない。
 それだけ経験値が上がり、物知りになった証拠だろうか。

 

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