夏真っ盛りで、全国各地で花火大会が開催されている。
私が初めて花火大会に出かけたのは、保育園児の頃だ。
九州の辺境の漁村の花火大会は、港から海に向かって打ち上げられる。
会場の港には、浜辺はもちろん、近隣の港からも見物の船が多数集まる。
私も漁師だった祖父の船で、親に連れられて見物に行った。
船にはビールや酒が積み込まれ、子供はジュースやスイカ、まくわ瓜などを食べていた。
花火大会が始まると、私はその轟音と船の真上の夜空に広がる、打ち上げ花火のド迫力に仰天した。
雷の比ではない、この世の終わりかとも思える光景に、私は恐れおののき、船の中で耳を塞ぎ頭を抱えてうずくまっていた。
それがトラウマとなり、翌年からは花火大会はパスした次第。
年を経ると、花火の怖さはなくなったが、見物客の大混雑が嫌で出かけることはなかった。
夏の風物詩の花火大会も、今や見物客のマナーや交通渋滞が問題となり、開催の是非がいたるところで問われている。
私は当然、非のほうに1票だ。
私が初めて花火大会に出かけたのは、保育園児の頃だ。
九州の辺境の漁村の花火大会は、港から海に向かって打ち上げられる。
会場の港には、浜辺はもちろん、近隣の港からも見物の船が多数集まる。
私も漁師だった祖父の船で、親に連れられて見物に行った。
船にはビールや酒が積み込まれ、子供はジュースやスイカ、まくわ瓜などを食べていた。
花火大会が始まると、私はその轟音と船の真上の夜空に広がる、打ち上げ花火のド迫力に仰天した。
雷の比ではない、この世の終わりかとも思える光景に、私は恐れおののき、船の中で耳を塞ぎ頭を抱えてうずくまっていた。
それがトラウマとなり、翌年からは花火大会はパスした次第。
年を経ると、花火の怖さはなくなったが、見物客の大混雑が嫌で出かけることはなかった。
夏の風物詩の花火大会も、今や見物客のマナーや交通渋滞が問題となり、開催の是非がいたるところで問われている。
私は当然、非のほうに1票だ。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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