虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

どうなる?

2015-06-07 04:53:47 | スポーツ
新しい国立競技場はどうなるのか?

遅れていた解体作業も終わり、今秋から新しい競技場の建設が予定されているのだが…。

ここにきて、国と東京都で500億円の費用分担を巡りゴタゴタしたり、建設予算の大幅見直し(圧縮・縮小)を余儀なくされたりとか、設計者の契約見直し(打ち切り)を検討する報道が出たりと、各所で退っ引きならない状態になってきているようだ。

そもそも当初のデザインコンペは何だったのか?
そして建設予算の策定は適切だったのか?
主体者である文科省や日本スポーツ振興センター(JSC)の判断に問題はなかったのか?
また五輪招致における計画自体(グランドデザイン)が甘かったのではないか?

どこまでいっても「?」ばかりであり、あまりにも楽観的過ぎなかったか。

一連の責任の所在を明らかにすることも必要だが、それよりも全体構想の早急な見直し(修正)が求められるのは言うまでもない。

この競技場は2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場であり、その前年に開催されるラグビー・ワールドカップのメイン会場でもあるため、それまでに間に合わせなくてはならない(はず)。

だから、あと4年余り。
ホントに大丈夫なのか?
着工前から変なレッテルが貼られた競技場になることが確実になった(汚点である)。

同時に日本のスポーツ行政の稚拙さ(未成熟ぶり)を、改めて内外に示してしまったともいえる。

何とも歯痒く、情けない気分になるのは私だけではあるまい。

改めて「しっかりしろよ!」と言いたい。