木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

天板の鉋がけ

2009-04-19 21:53:22 | 木工
次の制作は、栃のテーブル。
Mさんのテーブル修理の間代替えに使っていただいていた栃の天板をテーブルに仕上げる事にしました。

天板の鉋削り

木裏


木表
天板を削る時はいろいろな鉋を使ってみます。それによってそれぞれの鉋の切れ味などを確かめる事ができます。
研いでは削りの繰り返しですが、鉋によって微妙に違う研ぎ味、切れ味などを楽しみながら作業ができます。
ただ、最近、腕の腱鞘炎や腰痛、今話題?のバセドウ病が出ている身体には、長時間の鉋削りはややつらいものがあります。
ま、ぼちぼちの作業です。

そして今日は、

念願の畑に苗を植えました。
トマト茄子、キュウリなどの定番の夏野菜それぞれ2~3本ずつ・・・
大々的に畑をやっておられる諸兄には恥ずかしい限りですが、このくらいが私の性に合っています。


のどかな炭山の里の春の午後です。




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信州へ 

2009-04-19 09:05:24 | その他
佐久へ戻っての二日間は、慌ただしい中でなつかしい出会いがありました。

まずであったのが、Mさんのおばあさん。
この方、私の若くして亡くなった叔父の同級生、そして、昔世話になり大工道具をいただいた建具屋さんの義理の兄弟
さらに、飯田で息子さんが「山のみのりや」という木工房を開かれているとのこと。
なんとも偶然の出会いでした。


故郷から見た八ヶ岳と


茂来山  この山を毎日眺めながら通学していました。

今回の帰省で、高校、中学校の同級生と会うことができました。
一人は、教師として母校の高校に勤務するS君。
昨年秋、母校の同窓会の会報に載せる記事の原稿を依頼されたことをきっかけに、時々メールのやりとりをしていました。
会ったのは実に33年ぶり。しかし話し出すと30年の時の流れなど感じれませんでした。
もう一人は中学校の同級生のK君。
K君は5年ほど前、中学校の同級会を京都でやった際、マイクロバスを運転して仲間を乗せて佐久から来てくれました。それ以来です。
お家にお邪魔し、短時間のはずがすっかり話に夢中になってしまいました。
お土産に野菜までいただいき、ありがとうございました。


K君の家の前は母校の小学校。昔の面影はありませんが、桜が満開でした。

もう一つ佐久で訪れたのは

佐久市中小田切の中屋商店
昔からお世話になっている「仕込み味噌屋」さんです。
小さい頃は、家で大豆を煮て味噌を造っていたのを覚えていますが、それができなくなってからはここで仕込み味噌を作ってもらい、自宅の樽に仕込んでいました。
母が元気な頃はそれを送ってもらっていたのですが、今は帰省したときに買ってきたり送ってもらったりしています。
仕込んだばかりの味噌を買ってきて自分の家で熟成させてから食べることができるのもここならでわです。
国産原料だけを使ったこの味噌を食べると、スーパーなどで売っている「信州味噌」は食べられません。



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