木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

小美術工芸館

2009-04-25 21:10:25 | 木工
今日は一日出張?で3カ所へ

午前中は、フジコーポレーションのセールへ
目当ては、機械のメンテナンス教室 昨年は自動鉋盤でしたが、今回は横切盤。
スライドテーブルと鋸刃との平行を出す方法など、とても勉強になりました。
0.8mm厚の丸鋸刃、ダイヤモンド砥石など小物をいくつか購入しました。
ここで、一木一優のあべ松さんと合流、

午後は一緒に次の目的地
木工木楽屋さんへ


昔集められた材の他、亡くなられた木工仲間の方の残された材を委託で販売されています。


どの材も、御自分が使いたいという思いで集められた材だけに、良い材も多く、また値段の安いのも魅力です。
今回は、屋久杉の板、紫檀系の硬い材(名前は不明)など4点ほどいただきました。

その後、元職場の同僚のYさん宅へ
入手されたステンドグラスを嵌め込んだ衝立の注文をいただきました。

このYさん宅、並のお家ではありません。

和室には、ご主人の集められた陶器が並んでいました。
これだけでもすごいと思ったのですが・・・

案内していただいた3階には

何ともすばらしい空間が
ここはご主人の集められた陶器の展示・収納部屋
古いものから、現代の作家のものまで、身近に置いていつも眺めていたくなるようなものばかりがずらり、


陶器を収納しているキャビネットは、信州の木工作家の作

さらに

片隅のは、角偉三郎作の朱塗合鹿椀も・・・
作者の名前を知っていて買ったわけではなく、「良いと思ったので購入した」と言うことですから、ご主人の良いものを見極める目の確かさに感心するばかり。

さらに、さらに、2階の廊下の壁や玄関などには名画や陶板が飾られ、コーナーにはさりげなくブロンズ像が置かれているなど、まさに家中が高品位な小美術工芸館といった雰囲気なのです。
こういう環境とご両親の元で育てられたお嬢さんのお二人が美術大学へ進まれたのは当然の成り行きの用に思いました。

注文をいただいただけでなく、良いものを見せていただき、まさに至福の時を過ごさせていただきました。
Yさん、ありがとうございました。



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コメント
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