木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

野沢温泉スキー場パトロール隊員来訪!

2009-04-24 22:03:45 | 木工
突然ですが、本日、野沢温泉スキー場のパトロール隊員のSさんが工房に見えました。
スキーシーズンの終わった今は、丹後半島のある高原の旅行村の管理人。
そして、小生の所属するスキークラブの指導員でもあります。

今日は、ご自宅の改築に伴う家具や建具の相談に丹後からはるばるおいでいただきました。
楕円のテーブル、ステンドグラス入りのドア、飾り棚の改造・・など材料を来ていただきながら相談させていただきました。
大変おもしろそうな仕事です。頑張ってやらせていただきたいと思います。
そのほか、スキーのこと、今のお互いの仕事のこと子ども達のことなど話は尽きず、時間があっという間に過ぎてしまいました。
Sさんありがとうございました。


テーブル作成の続き

脚を胴張りに削って仕上げました。


極浅の内丸鉋で削ります。機械でできた逆目を完全に止めます。
栃は鉋で仕上げると絹のような白い光沢を放ちます。
機械やサンダー仕上げでは出ない美しさです。

なぜ胴張りに削るのかというと、まあ私の好みなのですが・・・・


この二本比べるとわかりますが、ずっとやわらかい感じになるのです。
直線で構成される指物はとかくきちっとした硬いイメージになってしまうのですが、少しでもやわらかいイメージにしたい、
だからといって角を丸くするとしまりがなくなってしまうのです。
緊張感と柔らかさを醸し出す、そんな仕上げがしたいのですが・・・まだまだです。




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コメント
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