
1回目のオイル(リボス社のメルドスハードオイル)をしっかり乾かした後、2回目のオイル塗装。
2回目は同じくリボス社の〈クノス〉という、撥水性の強いオイルを使いました。
数日かけてしっかり乾かした後、フェルトや天板の滑り止めのゴムを張り完成です。

こちらは作品展でご注文をいただいた、仙才椀。
漆のみでの下地が終わり、生漆で摺りをして漆の吸いを止めます。

導管もほぼ完全に漆で埋まりました。

3回摺りをすると吸い込みが完全に止まり、艶が出てきます。
乾かして中塗りに入ります。

こちらは高仙才椀と羽反椀。
320番の耐水ペーパーで水研ぎし、水分を乾かした後生漆を塗ります。

拭き取らずにそのまま漆風呂に入れて乾かして、次は400番で水研ぎします。
耐水ペーパーの番手を上げながらこれを繰り返すことにより、木地の導管を漆で完全に埋めます。
こうすることにより、下地を強固に固めます。