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木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

アームチェア その2

2012-08-11 22:33:20 | 木工

墨付けの終わった部材は、まず仕口の刻みをしてしまいます。



それから、墨に沿ってバンドソーで各部品に切り出します。



仕口でポイントとなるのは2カ所。
座板と後脚の接合部。



それと座板と前脚の接合部。
いずれもゴムハンマーで叩いて入る位の固めに調整します。



座板は、裏と表は仕上げ削りが住んでいますから側面を削り出します。
各面によりアールの大きさも傾きも異なりますので、それがスムーズにつながるように削り出します。



平の小鉋で削り出し、豆鉋で仕上げます。



完了です。



膝の裏が当たらないよう、座板の前部を削って座板の仕上げ削りが完了です。

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