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木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

炭山 孤立!!

2012-08-15 15:47:58 | 炭山災害
天気も回復したので、取りあえず行けるところまで行ってみようと家を出ました。
山城自動車教習所の先で道路は通行止めになっていました。
バイクで行けるところまで行き、後は徒歩で。

昨日はここいっぱいに濁流が流れてました。



最初の道路の陥没箇所。
ガードレールに引っかかっている流木で、水量のすごさがわかります。



道路の約半分が落ちてしまっています。



その先の道路の陥没箇所。ここは数年前に改修した所です。



上流側から見たところ。



更に登っていくと、道路に土砂がいっぱい。
あふれた水で道路が川のようになっていたのでしょう。



その先は更にひどい状態になっていました。



道路全体が1~2mの土砂で覆い尽くされています。



それはもう想像を絶するものでした



正面に削られた山肌が見えるます。あそこら辺一体が崩落したものと思われます。



ここより先は道路全体が土砂に埋まり、通常の装備ではとても行ける状態ではありません。
この先まで行った人の情報では、一山崩れてなくなっているとの事でしたが、おそらくこの先、峠の上まで谷全体が土砂に埋まっていると言う状況ではないかと思われます。
道路の陥没を補修し、この大量の土砂を取り除くことを考えると、復旧までに1ヶ月以上はかかるのではないかと思われます。

炭山地域の情報です。
炭山へ通じる4本の道路がすべて寸断され、現在全くの孤立状態。
炭山には約120世帯330人の人が住んでいるのですが、電気、水道もストップ。消防ヘリによる水と食料の搬入が行われているようです。
携帯は中継局が停電のため通じませんが、朝倉木工さんと連絡が取れました。
それに寄りますと、この道路の峠の手前までは炭山からは登れ、そこまで来るとかろうじて下からの電波を拾いつながるようです。(ただ、停電していますので、携帯への充電ができる状態ではないと思います。)
炭山の内部もかなりの土砂崩れや家屋の倒壊や浸水があったようですが、幸いけが人等は出ていないようです。
炭山内部でも道が寸断され、上炭山と下炭山の行き来ができるよう復旧作業に皆さん取りかかっているようです。
なお、道路は府の土木事務所に聞いたところ、二尾地域から炭山へ抜ける道(二尾木幡線)が1番開通の目途が立ちやすく、そちらからの開通を目指して作業が行われているとの事でした。
何れにしましても大変な事態が起こっています。
炭山地域の皆さんの無事と、一日も早く道路が開通することを祈るのみです。

京都府の災害関連情報
最新版(15日15時現在)
それによりますと、府道二尾木幡線は二尾方面から笠取第二小学校まで到達したようです。
電気についてですが、その道路画復旧次第、二尾方面からの復旧に当たるそうです。(関電からの情報)
コメント (8)
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