木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

炭山水害から1年

2013-08-14 21:33:22 | 炭山災害
今日は8月14日、集中豪雨による大水害から1年が経ちました。
現在の炭山の復旧の様子を当時の写真と共に少しお知らせしようとおもいます。

府道二尾木幡線の本格的復旧工事は、この春から進められています。

ここは道路が陥没した箇所です。



土砂が流れ出したゴルフ場入り口

土砂は完全に取り除かれ、しばらく道路の中央に建てられていたH鋼も取り除かれ、きれいになりました。
しかし、先日の夕立の際、道路にかなりの量の土砂が流れ出していましたから、これからの台風シーズンに不安を残しています。


土砂と倒木が道路をふさいだ崖崩れの箇所。

ここは一応の工事が完了したようです。
しかし、この二尾木幡線は48時間の総雨量が80mmを越えると今でも通行止めになります。


笠取に抜ける谷山林道入り口。ここはまだ復旧工事のため通行止めになっています。


ここは崩落した土砂が志津川をせき止め、家が土砂に埋まった箇所。

H鋼と矢板で擁壁が作られています。でもまだこれは応急的な処置だと思われます。


私の工房から見える、最大の崩落箇所。

下にたまった土砂や倒木はすべて片付けられ、3段にわたって土嚢が積まれています。

近くへ行ってみると、

巨大な土嚢の壁が築かれていました。
しかしこれも応急的な対応でしかなく、近所の住民の方は不安な日々を過ごしておられます。
いつになったら安心して住める炭山の里になるのでしょうか。

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