木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

椅子の制作開始

2011-11-11 22:11:56 | 木工
先日届いた曲げ輪っぱの弁当箱


蘇芳で染めました。
注文を戴いた弁当箱の他、丸めんぱも染めてみました。
乾いたら生漆を塗り、木地固めをします。

年末までの大仕事は、ダイニングテーブルと椅子のセット。拭漆仕上げです。
椅子から取りかかりました。



材料はタモ。木取りが済んだ椅子4脚分の材料。
座板の2枚は最近挽いた板なので、少し動きの様子を見てから木作りにかかります。



まずは、後脚の墨付け。
曲線からなる後脚は、材料節約のため4本を一枚の板から取ります。
そのために、4本分の墨を付けます。
精度が要求される上に、左右描き分けねばならないので、集中力が必要な作業です。

根気の要る作業が延々と続きます。
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