conparu blog

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7日朝日新聞夕刊記事より

2005-06-09 06:48:00 | 日記
<米教育界で新進化論争>
「神」に代わり?「知的計画」:[ニューヨーク=江木慎吾]
「生命の誕生や進化の背景には知的な背景があった」という「Intelligent Design(知的計画=ID)」説を学校で教えようと言う主張が、米国で頭をもたげている。米国では、旧約聖書の創世記に基づき、天地と人類は神が作ったとするキリスト教右派が勢力を保つ。そうした宗教右派の「進化論を学校で教えるな」と言う主張とは表向き一線を画しているのがID推進派の特徴だ。

<カリキュラム入りへ攻勢>
米東部ペンシルベニア州ドーバーで5月17日、日本の教育委員会に当たる学校区の公選委員の予備選挙があり、争点はIDの扱いをどうするかになった。何故生命は誕生したのか、生物がいかにして今の形を得たかは、進化論だけでは説明しきれず、そこに知的な計画が働いていると言うのがIDの主張だ。「神がつくった」とは言わない。

米国では州や学校区に教育内容を決める権限がゆだねられ、委員の構成で教育内容が左右される。ドーバーの学校区は昨年、高校の科学でIDに触れられるようになった。今のところ全米唯一とされる。<中略>

IDネットのジョン.カルバート共同代表は「進化は事実だとしても、推し進める何らかの仕組みがあるはず。それがIDだ。特に地球誕生や生命誕生は、進化論では説明できず、現在の自然界を見ても、知的な計画の存在を多くの科学者が認めている。」と言う。進化論を教えるな、とは主張しない。<後略>

以下概略を記します。現在の米国の教育界では「進化論推進派」と、神によって為されたとする「天地創造派」に二分されるが、政教分離によって公立学校では天地創造説を教えられないため、ID説を持ち出したとする見方もある。

以上が朝日新聞に掲載された内容であります。


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