conparu blog

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パレスチナの悲劇

2023-11-15 23:53:22 | 随想

かつてパレスチナ国があった。その前はイスラエル王国とユダ国があり、ともに滅亡の果てに各地に散った国人はモーセの導きでカナンの地に至り、パレスチナ国を打ち立てた。ユダヤ人の血脈はパレスチナ人の血の中に潜在して、本来のユダヤを保ってきたのである。エルサレム以前の創世記に現れるメソポタミアは、二つの河に挟まれた肥沃な地にアダムとイブの神話が生まれたところ。知恵の実の林檎を食べたことで永遠の命は死ぬ運命に変えられてしまった。そして今、イスラエルを建国したユダヤ人とは、どこから来て何者なのか。
確かにユダヤ人を名乗っているが、彼らの由来はひさしを借りて母屋を占拠したハザール人ではなかったか。パレスチナの地に「我らユダヤ人」と信じた輩が、「神に約束された地、イスラエルを建国する」といって割いて入った。ここに矛盾が起きているのだ。これを後押ししたのがアメリカであるから、混沌とした中東の情勢は、利権も絡んできな臭さを増している。恐らくこの情勢は対立が拡大して完全に世界は割れる。パレスチナ・ハマスが過激な行動に出たのも、究極の阻害された圧迫から誘爆されたもので、世界がパレスチナを忘れかけたことによる。

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