conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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水面下の危機

2025-03-08 17:01:38 | 随想
 たとえ過去の歴史がどうあろうとも、独立国の民意による国のあり方については、他国の干渉を許さない。今まさにウクライナの情勢は、この点において他国の干渉のもとに国家の存亡が脅かされている。世界は大国の均衡とグローバリズムによって平和な時代を築いてきた、はずなのだが均衡は崩れ、協調性に変わって一国主義が勃興してきた。均衡が崩れた時点で破壊の萌芽が発生していたと思うが、ロシアは果たして貧乏くじを引いたのか、それともサターンに乗っ取られたプーチンの、栄華を示す一里塚となるのか???間に入ったドナルドの立場が今ひとつパッとしないのが気になる。ここに来てマクロンがEUを代表する形でウクライナの軍事支援を申し出たのだが、アメリカの後ろ盾がないとロシアの強硬的な侵略を止めることができないから、ドナルドを引き出すためにはゼレンスキーの退場を促したと、水面下の動静が知らされてくる。背に腹は代えられぬEUの危機を思えば何となく落とし所は見えてくる感じがする。
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