conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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赤灯

2013-09-17 22:49:34 | 詩歌

何と大きな災害が続くことか
竜巻が家々を砕いて風穴をあけ
濁流が護岸の家を押し流している

山津波も一瞬のうちに山裾の家を呑み込んだ
異常気象の惨害は赤灯の車を走らせ
傷ついた人を運ばせている

チョコレート色の灼熱は
疲れ切った人の皮膚を焦がして
激変する異常世界に注いでいる
北極の氷も溶かして太古の海に帰すのか

災いの時代を引き寄せた
われらの罪は何処にあるのか

己の心を鎮めて
台風一過の畑を見れば
無残な姿が目を覆う

苗床の上に倒れたゴーヤの棚架
マルチシートも吹き飛んで絡んでいる

この程度で済んだと思えば
天然自然の荒みから免れた身を
感謝しなければなるまい

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2 コメント

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hide-sanさん (conparu2)
2013-09-19 14:18:57
人の怒りにも限度があるかと・・・
最後には自分の内的処理で
救われることもあるのでは・・・

それにしてもいろいろありますね。
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この程度で済んだのも (hide-san)
2013-09-18 20:43:46
「この程度で済んだのも・・・」以下が効いていますね。
転変地異が続き、うんざりしている所へ、
神の慈悲と、心和やかに生りますね。
有難うございました、忘れていた感謝の心を取り戻しました。
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