鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

都市マスタープラン見直し地区別会議

2013年11月28日 23時02分25秒 | Weblog
都市マスタープラン見直し地区別会議


今日は久間田公民館で開かれた都市計画課が主催で行っている都市マスタープラン見直し地区別会議を傍聴していました。今回の久間田地区で会議は2地区目です。
会場にはアンケートから8つの課題を抽出され地図に落としたものが張り出されています。議会質問や行政懇談で聞いているものも含めて、この地区の課題を抽出しているとあいさつ。ファシリテーションを行っているコンサルタントと大学講師の方などが2つのテーブルに分かれてワークショップを行う形。これは参加人数により変わるとは思いますが、100人委員会のようなイメージで行っています。今回の参加者については女性比率なども含め、地区市民センター長が参加者をコーディネートしているということで、地域づくりと関連して、職員の方に必要とされるスキルとしての重要さを感じます。

ワークショップの進行について、地区の大きな地図を机の真ん中に置き、ファシリテーターがそれぞれすこしアプローチの違う導入でポストイットをつかって進めています。話し合いが始まって2人のファシリテーターの方の違いが大きく出た感じでした。
一人の方は地図を活用しながら話を進め、地図を中心にしながら話が進んでいく形で具体的な雰囲気でテーブルのメンバーの方々も話され、地域課題がたくさんでているようでした。もう一人の方は意見を傾聴する形で、一人の方の話が深まり、それが他の方にも影響をあたえるような感じで、大きくみた観点から地域との関連を考えている形になっているようでした。

まとめの発表を聞いていて、やはり住民の方々が立場を関係なく話し合うことで出てくる意見は非常に勉強になりますし、他の参加者の方々にとっても意義のあるものになっているようです。印象に残ったのは、発表の中にあった20年後のビジョンを考えているかということです。20年後の想定から10年後の達成目標を考えて動いているのかという点があったことは、総合計画の策定にも取り組むことになる鈴鹿市にとって大きなポイントでしょう。

このような会議と議員の関係性について、私個人の考えとしては、議員がワークショップのテーブルにつくことは控えるべきだと思います。理由としては、やはり行政が取り組んでいる動きであり、議会と行政の関係を考えると、議員は中立な立場にはいられないと考えるからです。また議員は一般質問や常任委員会、都市計画審議会委員などの形で意見を表明することができますから、議員は傍聴などの立場であるべきだと思います。議員として関わるならば、会津若松市議会のように市民との意見交換会としてだと思います。その場合も行政に要望をぶつけるためのご用聞きではなく、議員がファシリテーターをつとめ、意見を集めまとめることだと思います。

会議では都市計画課長の話で、都市マスタ―プラン、総合計画とあわせる形で個別まちづくり方針を策定予定。地区別会議の結果をまとめたものを、市役所などで一覧できるように展示するオープンハウスを行うことを考えている。ということなども説明されていました。
個人的な感想として、個別地域の課題意識が話し合いの中や発表で見えることは、非常に大きなことだということを改めて感じると同時に、このような形での社会参加のあり方を教育に取り入れることの重要さを感じました。
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12月定例会議案

2013年11月28日 00時13分58秒 | Weblog
12月定例会では議案67~125号の58議案が執行部から提出されました。

議案数が多いのは、画像に赤丸をつけているのですが消費税率アップに伴う利用料金等の改定と、緑丸をつけている各種施設の指定管理に関する議案が、それぞれ個別に提案されていることが大きな理由です。
その他の議案について、ピックアップしていきます。
議案69号債権管理条例は滞納されている市税や使用料などの情報を一元的に管理する部門を作り、そこで滞納者対策を行うことが目的になっています。
議案70と103号は関連しており、現在ある教育研究所を廃止して適応指導教室とするものです。
議案71号行政組織条例の改正は、生活支援課を担当する部門別に2つに再編することと、下水に関する部門について関連する職務内容を再編することが目的になっています。
議案75号は55歳以上の職員の年齢による昇給をなくすこと、76号は特定目的基金の土地開発基金を取り崩しやすくすること、議案78号は9月議会にあった地方税法改正に伴う条例改正になっています。
議案105~109号の工事請負契約と財産の取得は新設の給食センターに関するものになっています。

今回、私は議案の中で3つについて質疑します。
1)議案69号について
 滞納情報を一元化するのであれば、条例ではなく要綱やマニュアルなどの運用面で、生活再建支援のしくみを考えてはいないのか、全員協議会以後の取り組みについて。
2)議案67号補正予算について
深井沢保育園における駐車場用地としての771万4千円について、幼稚園再編整備計画との関連について。
3)議案104号について
規約の変更による影響について

今回の議案質疑では、他に共産党の石田議員と森川議員も含め、合計3人が12月4日の本会議で議案質疑を行う予定になっています。

◆議案

◆議案

◆補正予算主要な政策
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