☆ドリーム(2016年 アメリカ 127分)
原題/Hidden Figures
監督/セオドア・メルフィ
音楽/ハンス・ジマー ファレル・ウィリアムス ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演/ケビン・コスナー キルスティン・ダンスト ジム・パーソンズ ジム・パーソンズ
☆1961年、バージニア州ハンプトン
マーキュリー計画に携わった3人の女性、キャサリン・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンについて知ることができたのは、なんといっても有意義なことで、彼女たちの業績についてその年代が多少のずれがあろうとなかろうと、史実と異なってるから云々なんていう話はするだけ野暮だ。
それにしてもこの邦題はなんとかならないものかしらね。せっかく『知られざる女性たち』あるいは『影になっていた女性たち』ていうようなタイトルがあるのに、信じられないことにはマーキュリー計画を推進していったラングレー研究所の物語であるにもかかわらず、当初の邦題には『アポロ計画』の文字まで躍っていたとかで、ちょっと頭を抱えたくなる。
ま、それはさておき、3人の女性職員の話に戻るけど、演じたのは、タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイなんだけど、なんでハリウッドの女優さんたちは頭脳明晰で人間としての誇りを高く持とうとする女性の志をしっかりと表現できるんだろうね。ほんと、たいしたものだな。