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☆=☆☆☆☆☆
◎=☆☆☆☆
◇=☆☆☆
△=☆☆
▽=☆

影の軍隊

2020年05月22日 12時44分47秒 | 洋画1961~1970年

 ◇影の軍隊(1969年 フランス、イタリア 140分)

 原題/L'armee des ombres

 監督/ジャン=ピエール・メルヴィル 音楽/エリック・ド・マルサン

 出演/リノ・ヴァンチュラ シモーヌ・シニョレ ジャン=ピエール・カッセル

 

 ◇フランス・レジスタンス

 潜水艦も輸送機もものすごい質感。特に離陸したところはすごい重量感だとおもったけど、対空放火を受けたときだけはあかんかった。化けの皮がはがれちゃった。とはいえ協力してくれてる男爵の庭に降りるときはなかなか良かった。

 でも、音楽は佳境を除いてほとんどないし、なんとも重苦しい。

 佳境、バンチェラがシモーヌ・シニョレが次の飛行機でフランスを離れろというのに聞かず、朝ごはんを食べててレストランで捕まって投獄されたとき、最後の一服のゴロワーズを回してやるんだけど、これ、全員喫うんだよね。バンチェラは自分の煙草なのに一服すらできなくて、そのまま銃殺されていくんだ。

「走れ、機関銃にあたらなかったらそのまま逃がしてやる」

 とかいわれて、道化になる惨めさをふりきって走るんだけど、それまで仲間を助けられずにもう不可能だとしていたシモーヌ・シニョレがやって来るのは好い。逃げる車の中で、そっと手を握ってやるのも好い。人妻で娘もいるんだけどね。先に降りて小さく手をふるときの別れの顔は、実にうまい。

 でも、そのシモーヌ・シニョレが捕まって娘を守るために仲間を売ったとき、リノ・バンチェラたちは非常にも処刑するんだよね。ま、みんな、やがて捕まって処刑されるわけだけど、そのとき、リノ・バンチェラは走らなかったって字幕は語るけど、走れないよね。助けに来てくれる仲間はもういないし、たとえいたとしてもシモーヌ・シニョレを処刑した身としては走れないんだな。

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スリープレス・ナイト

2020年05月21日 20時34分51秒 | 洋画2017年

 △スリープレス・ナイト(2017年 アメリカ 95分)

 原題/Sleepless

 監督/バラン・ボー・オダー 音楽/ミヒャエル・カム

 出演/ジェイミー・フォックス ミシェル・モナハン ダーモット・マローニー

 

 △フランス映画のリメイク

 ラスベガス警察に潜入していた内務省の調査官の物語なんだけど、それはまあいいとして、エンドタイトルは妙にかっこいいし、出だしとラストの30分もどんでん返しの連続でそれなりに見せる。

 ところが、途中のラスベガスのおっかけは、あっちこっちしてるだけでまとまりもなく、ひたすらつまらない活劇だったわ。

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勝手にしやがれ

2020年05月20日 20時18分37秒 | 洋画1951~1960年

 ◇勝手にしやがれ(1959年 フランス 90分)

 仏題/À bout de souffle 英題/Breathless

 監督・脚本/ジャン=リュック・ゴダール 音楽/マルシャル・ソラル

 出演/ジャン=ポール・ベルモンド ジーン・セバーグ ダニエル・ブーランジェ

 

 ◇原案フランソワ・トリュフォー

 時代だな~って感じしかおもいうかばない。かつてもてはやされたのはなんとなくわかるし、この映画が封切られたときは衝撃的だったんだといわれても、その時点で観ていないとその凄さは肌で感じられない。となると、そうした背景を頭に描いた上で観なくちゃいけないっていうめんどくささが、常にこの映画にはつきまとう。まあ、それだけ、ぼくのような素人には難しい作品なんだよね。

 こんなこといってるのは、デグラス/最低でしょ?

 ま、それはさておき、ベルモンドはこのときものすごく新鮮でかっこよく出てきたんだろうなってのはよくわかる。タフなちんぴらっていうか。ショーケンはこの映画を観たんだろうか。雰囲気そのまんまだもんね。

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仁義

2020年05月19日 19時59分55秒 | 洋画1961~1970年

 ◇仁義(1970年 フランス 140分)

 原題/RouLe Cercle ge

 監督・脚本/ジャン=ピエール・メルヴィル 音楽/エリック・ド・マルサン

 出演/アラン・ドロン イヴ・モンタン ジャン・マリア・ヴォロンテ

 

 ◇ブールヴィルの遺作

 なんか妙に男臭いな~。

 まあ、それはちょいとおいて、アラン・ドロンはここでもスタントを使わない。いつもおもうけど運動神経が良いんだな。

 なるほどっておもうのは、出所したドロンと逃亡犯とが上手に絡んでくるってことだ。ふつうだったらこんな出会いはないだろうって、最初から気が殺がれるんだろうけど、あんまりそうでもない。

 ただ、札束を持ってるドロンが仲間を求める必然性を感じないんだな。物語の都合っていわれたら困るけどね。所長から聞かされた宝石泥棒に誘い込むつもりだったっていうのならまあ許せるかな~って感じだ。

 いずれにしても、この男臭さはぼくの前の団塊の世代が好みそうな匂いではあるかな。

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エスター

2020年05月18日 19時50分58秒 | 洋画2009年

 ◇エスター(2009年 アメリカ 123分)

 原題/Orphan

 監督/ジャウム・コレット=セラ 音楽/ジョン・オットマン

 出演/ヴェラ・ファーミガ イザベル・ファーマン アリアーナ・エンジニア

 

 ◇9歳だという孤児

 いつもおもうことだけど、この映画のポスターだけはどうにも好きになれない。嫌悪感すら覚える。

 まあ、劇中に登場するエスターなんだけど、その隠されていた性格というか真実の顔が描かれてるってことなんだろう。でも、おもわず目をそむけたくなる。だから観ず嫌いだったんだけど、たしかに愉快な映画ではないわね。

 得たいの知れない9歳だと自称するロシアの娘というだけで、まるで正体は知れないんだけど、途中で、あ、成長ホルモンの障害かなにかねとわかってくると、あとは役者への興味に変わる。そこまではひっぱられたかな。だから、あれだね、ポスターは全体の印象をつくっちゃうし、ばればれなものってのはどうかなって気がしちゃう。ここは予想もつかない展開って匂わせるくらいの方がよかったんじゃないかな。

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ジョイ・ラック・クラブ

2020年05月17日 19時22分01秒 | 洋画1993年

 ◇ジョイ・ラック・クラブ(1993年 アメリカ 139分)

 原題/The Joy Luck Club

 監督/ウェイン・ワン 音楽/レイチェル・ポートマン

 出演/ミンナ・ウェン タムリン・トミタ ロザリンド・チャオ ローレン・トム

 

 ◇原作エイミ・タン

 なんでみんな金持ちなんだ?

 もちろん戦後まもない頃に苦労したのはよくわかるし、ほんと、いろいろあったんだろうってこともわかるんだけど、どうにも今の生活はちょっと桁外れな印象を受ける。よくわからないのは3番目の親子の挿話で、割り勘が悪いとはいわないがこの割り勘男はなにがあっても好きにならないんじゃないかって。

 もともとの設定が苦しくて、観る気が殺がれたかなあ。

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スパイ・ゲーム

2020年05月16日 23時22分06秒 | 洋画2001年

 ◎スパイ・ゲーム(2001年 アメリカ 126分)

 原題/Spy Game

 監督/トニー・スコット 音楽/ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

 出演/ロバート・レッドフォード ブラッド・ピット シャーロット・ランプリング

 

 ◎CIAの舞台裏「ディナー・アウト作戦」

 出だしからしてかっこいい。

 なんだ、この不気味な緊張感は。蘇州でコレラ発生、外国人医師団派遣。

 で、医師っぽくしてやってきた白衣のブラピが予防接種された直後に感電したふりしての脱獄援護するも失敗逮捕とかスピード感があって流石だわ。てか、アンブレンスの綴り、この時代はまだ逆にしてたんだね。

 音楽がまた凝ってる。舞台になってるお国柄を反映させた風味の曲調で、雰囲気が実に良い。

 けどベトナムの狙撃の出会いはまだしも、ベルリン時代の話が長くてもう少しかいつまんだ形にできなかったかなと。前半だれる。

 けど、ゲスト出演みたいにパーティに大使夫人で登場するシャーロット・ランプリングが亡命先の東独の安ホテルで殴り殺されたっていう写真が現在の会議に提出されたときからまた興奮が戻ってくる。ああ、ようやく現在の話に絡んできたのかと。

 けど、また蘇州で拘束されてる彼女と出会うベイルートが、ちょいと長い。しかしそうか、ディナー・アウト作戦か。レッドフォードが巧みに仕組んで自分の余生の資金282000ドルで停電をひきおこして蘇州牢獄からブラピと彼女を奪還させるんだけど、それがディナー・アウト作戦で、しかも会議の参加者を煙に巻くために妻とのディナーを口にするんだけど、これもまたディナー・アウト作戦だとかいう。

 で、もとはといえばベイルートでブラピがレッドフォードの7つある誕生日のほんとの日にとフラスクをくれてそれを後生大事に持ってるんだけど、そのとき、こんなものがよくベイルートにあったなというレッドフォードに、スパイが必需品をこっそり輸入することをディナー・アウト作戦というんだと教えられるんだね。

 で、レッドフォードは「覚えておこう」とかいうんだけど、これはたぶんブラピの口からでまかせで、ブラピのほかにはディナー・アウト作戦とかいう人間はいなくて、最後に蘇州から脱出したときヘリの操縦士に作戦名を聞いたとき「ディナー・アウト作戦です」と教えられ、ブラピはなにもかもを知るわけで、一緒に救われた彼女が過激派だから付き合うのをやめろとレッドフォードにいわれたことで二人に亀裂が走ってるにもかかわらず救ってくれたことに感謝するっていう展開になってる。

 途中のだれはあるけど、さすがだな。

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アラモ

2020年05月15日 23時09分25秒 | 洋画1951~1960年

 ◇アラモ(1960年 アメリカ 162分/202分)

 原題/The Alamo

 製作・監督・主演/ジョン・ウェイン 音楽/ディミトリ・ティオムキン

 出演/リチャード・ウィドマーク ローレンス・ハーヴェイ リンダ・クリスタル

 

 ◇1836年、アラモの戦い

 テキサス独立のための戦いの物語なんだけど、アメリカ人にとってはなんていうか独立戦争に準ずる戦いみたいなもので、デイビー・クロケット大佐といえば知らない者はいないってくらいなんだろうね、たぶん。

 だからなのかな、援軍が待ち伏せされて来られなくなったとき、デイビー・クロケットが砦から去っていこうとする義勇兵に対してこういうんだ。

「May God bless you. 神があなたに恵みを垂れたまわんことを」

 そうか、こんなところに『スターウォーズ』の台詞の原形があったのかっておもったわ。

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ミルドレッド・ピアース

2020年05月14日 00時42分49秒 | 洋画1941~1950年

 ◇ミルドレッド・ピアース(1945年 アメリカ 111分)

 原題/Mildred Pierce

 監督/マイケル・カーティス 音楽/マックス・スタイナー

 出演/ジョーン・クロフォード ジャック・カーソン ザカリー・スコット イヴ・アーデン

 

 ◇殺人事件の容疑者の回想

 やけに、撮影がいい。

 白黒映画だからだろうけど、照明が抜群で、影や光の演出が実にうまい。人物の影、手摺の影、暖炉の火の揺れた灯り。すべてが整えられてる。

 まあ、そんなことより中身の話なんだが、実は大して覚えてない。これが歳ってことかのかなって、特別におもったりするのだ。

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赤ずきん

2020年05月13日 00時26分19秒 | 洋画2011年

 ◇赤ずきん(2011年 アメリカ、カナダ 100分)

 原題/Red Riding Hood

 監督/キャサリン・ハードウィック 音楽/ブライアン・レイツェル

 出演/アマンダ・サイフリッド ゲイリー・オールドマン ヴァージニア・マドセン

 

 ◇村人に紛れて生きる人狼

 アイドル映画なのね。

 けど、森や村をまるっと作り込んだセットは大きいし、まあ、大作なアイドル映画だと。

 となると、エイリー・オールドマンよく出たな~。それと案外、ちっこいのね。なんだかこの人、狂気をはらんだ悪役ばかりやらされるもんだから、家族おもいの彼としてはいたたまれず、それで家族で観られる映画にも出演するようになったらしいんだけど、でも、この役、家族に見せたかったんだろうか?

 ま、そんなことはどうでもよくて、なるほど、おばあちゃんが人狼だとおもわせるあざとさはちょっととおもったけど、どうするのかとおもっていれば、影の薄かった父親を持ってくるあたりはなんだかな~と。さらにはおばあちゃんの汁とかちょっとグロテスクすぎないかともおもえたりする。

 いや、それより、アマンダとの濡れ場で股を割って身体をいれていくのは、あんまりアイドル映画とはおもえなくないか?

 さらにいえば、ヒロインがいくら人狼に噛まれたからといって、恋人を殺して湖に棄てるとかいうのはありなのか、まじで。たしかに意表を突く展開を連続させたいという感覚はわからないでもないけど、つらいところだ。

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炎の戦線 エル・アラメイン

2020年05月12日 00時14分15秒 | 洋画2002年

 ◇炎の戦線 エル・アラメイン(2002年 イタリア 117分)

 原題/El Alamein - La linea del fuoco

 監督・脚本/エンツォ・モンテレオーネ 音楽/ロベルト・ピチウッタ

 出演/パオロ・ブリグリア ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ エミリオ・ソルフリツィ

 

 ◇1942年10月、北アフリカ戦線

 その中の第二次エル・アラメインの戦いを撮ったらしい。

 カメラワークはとても、いい。

 ただ、予算もあって兵器はほとんど見られない。けど、夜間の英軍による総攻撃はありったけの予算で突っ込んでくる。あとは、砂漠と残骸と新米兵の独白だけなんだけどね。ただ、それがまた視点を絞った描き方になってるもんだから、とても観やすい。

 ま、新参兵は精神論しか抱えてこず、現実との差がありすぎることに愕然とするわけだけれど、どんな世界だっておんなじことだっていってるだけのような気もしないではないけれど。

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イエスタデイ

2020年05月11日 13時24分00秒 | 洋画2014年

 ◇イエスタデイ(2014年 ノルウェー 114分)

 原題/Beatles

 監督/ペーテル・フリント 音楽/マグネ・フルホルメン

 出演/スサン・ブーシェ ルイス・ウィリアムズ エッマ・ウェーゲ

 

 ◇ラーシュ・ソービエ・クリステンセン『ビートルズ』

 1967年、ノルウェーの首都オスロ。ビートルズ好きな四人の高校生のひと夏の空想と現実の交錯する話なんだけど、ポールに憧れるルイス・ウィリアムズがいきなりエッマ・ウェーゲに頬キスをされたことでよこしまな空想が広がりまるで自慰でもするかのように宛先のない手紙を書き綴ってゆく気持ちはわからないでもないし、スサン・ブーシェに出会うことで現実の恋を経験していくっていうなんとも理想的な青春の展開は誰もが憧れるところで、いやこの時期だったこんな感じだったろう。

 ま、ほんとにスサン・ブーシェみたいな可愛い子が現れたら、誰でもそうなる。けど、みんなふれらるんだよね、実際は。

 そんなことはどうでもよくって、問題は邦題だ。

 いくらなんでもそれはないだろうっていうくらいに知恵がなさすぎる。

 ダニー・ボイルの作品を知らないわけでじゃないだろうし、原題の『ビートルズ』っていうのもなんだから、ほかのものにしたいっていうのはわかるから、せめて、かれらが衝撃を受けた『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』から採るとかいうことはできなかったんだろうか?

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ウォッチメン

2020年05月10日 13時16分44秒 | 洋画2009年

 ◇ウォッチメン(2009年 アメリカ 163分/186分/215分)

 原題/Watchmen

 監督/ザック・スナイダー 音楽/タイラー・ベイツ

 出演/マリン・アッカーマン ビリー・クラダップ マシュー・グッド パトリック・ウィルソン

 

 ◇1930年代から現代まで

 そのアメリカの歴史の影に常に存在して、社会を見つめてきた連中の話なんだけど、実はよくわからない。

 やがて物語が進むにつれて主人公たちの過去が見えてくるんだけど、それでもDr.マンハッタンとロールシャッハしかわからん。もちろんそれは原作の漫画を読んでいないからで、その蓄えがなければ実はあんまりおもしろくないのかもしれない。映像はたいしたものだっておもうけどね。

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パニック・トレイン

2020年05月09日 12時48分41秒 | 洋画2013年

 ◎パニック・トレイン(2013年 イギリス 97分)

 原題/Last Passenger

 監督/オミッド・ノーシン 音楽/リアム・ベイツ

 出演/ダグレイ・スコット カーラ・トイントン デヴィッド・スコフィールド

 

 ◎ロンドンからタンブリッジ・ウェルズへ

 列車にかぎらず、暴走したら大変なことになるっていう物語は実によくあるんだけど、これがくりかえし作られるのはやはり需要があるからで、しかもスリリングなことにかけては右に出るものがないってくらいの単純にして明確な物語だからなんだけど、もちろんそうである以上、つまらないものは少なくない。

 でも、この小品は、予想を超えておもしろかった。音楽があまり効果的ではないけど、ちょっと不気味な感じがあって地味なんだけどジョーズみたいな雰囲気だったわ。

 わからないのは、よしだまさこという日本人たちか数名関係してる。これって、なんなんだろう?

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アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング

2020年05月08日 00時41分00秒 | 洋画2018年

 ☆アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング(2018年 アメリカ 110分)

 原題/I Feel Pretty

 監督・脚本/アビー・コーン マーク・シルヴァースタイン 音楽/マイケル・アンドリュース

 出演/エイミー・シューマー ミシェル・ウィリアムズ ナオミ・キャンベル ローレン・ハットン

 

 ☆エイミー・シューマーやるな~。

 単に、ジムのエアロバイクですっころんで頭を打って、自分がナイスボディになったとおもいこんだ勘違い女エイミー・シューマーの物語なんだけど、妙におもしろかった。

 まあこういう話はどこかで逆転して夢から覚めておもいきり落ち込まないといけないんだけど、シャワールームで頭を打って元に戻るんだけど、それもまたおもしろかったわ。

 アメリカは上手に作るね。

 不細工の劣等感を満足させてどん底に落として救い上げて普遍的なメッセージにしてちょっぴり感動させる。最後に演説させるのは常道たけど、それがうまくいくと感動させられる。これは好例だな。

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