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すずめの戸締まり

2025年01月07日 18時44分33秒 | 邦画2022年

 ◎すずめの戸締まり

 

 新海誠が神代史を好きなんだなあってことは、今回もよくわかったし、ぼくもそうだから登場人物の名前から舞台から物語にちりばめられた言葉や名詞はとても嬉しい。それと、ドラえもんのどこでもドア。魔法少女まどかマギカのキュゥべえ。砂の惑星の砂虫・サンドワーム、あるいは、もののけ姫のディダラボッチ。千と千尋の神隠しの廃墟、魔女の宅急便のルージュの伝言、ETの自転車もおもいだしたけどね。ま、スウィートメモリー、夢の中へ、卒業、バレンタイン・キッス、けんかをやめて…とか、ぼくの年代にはしみじみわかるわ。

 ま、それもそうだけど、新海誠、やけにキレがよくなってる気がした。筋立てもそうだけど、やけにテンポが良い。廃墟がでかすぎないか?って感じはあったし、東日本大震災をここまで出してくるのかあってのはちょっとびっくりしたけどね。なかなか、ハードルの高いことをしたなあって。大災害をあつかうのは、いろいろと遠慮があったり、反応をおそれたり、まあ、とにかくいろんな懸念が渦巻くんだけど、新海誠はもうそういう次元ではなくなってるってことなのかな?


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