旅に出てどこにゆくのだろうかと不思議に思うときがある。古い町をみておいしいものを食べる・・・確かにヨーロッパに行くときは、世界遺産の古い町を見に行くと言ってよい。
だが、日本では古い町があるのだろうか。街自体が世界遺産というのは、奈良・京都、それから白川郷や岩見銀山(こちらは限りなく田舎ですが)位だ。つまり日本にいにしえの風情を伝えてくれる街は、奈良と京都しかないということになり、古い遺産はもう限りなく少ないといってよい。
といって古い町がなくなることを避難はできない。ライフスタイルが違うのだ。寒く古くさい家よりは、快適なプレハブ住宅の方がベストだという住む側の志向がある。だから家は住み手のライフスタイルによって変わってくる。そして古い町が駆逐されてゆくのだろう。
そんなややこしい話をおいといて、旅にいらっしゃい、伝統を体験しよう、というのは、私に言わせれば、PRプロモーションであり、その程度の旅行であれば、あえてでかけるほどのものでもない。それに古い町はもうないに等しい。
旅に出かける最大の理由、それは友がいて、普通の風景を徘徊し、酒を酌み交わしにゆくのである。出先に友がいなければ、旅も始まらない。そんな旅はツーリストだって面倒をみきれないだろう(笑)。それが私流の旅論である。
2011年2月23日,F6,5分ポーズ.
OLYMPUS PEN E-PL1,17mm/f2.8
ISO200,露出補正+1.5, f2.8,1/90, iFinish
だが、日本では古い町があるのだろうか。街自体が世界遺産というのは、奈良・京都、それから白川郷や岩見銀山(こちらは限りなく田舎ですが)位だ。つまり日本にいにしえの風情を伝えてくれる街は、奈良と京都しかないということになり、古い遺産はもう限りなく少ないといってよい。
といって古い町がなくなることを避難はできない。ライフスタイルが違うのだ。寒く古くさい家よりは、快適なプレハブ住宅の方がベストだという住む側の志向がある。だから家は住み手のライフスタイルによって変わってくる。そして古い町が駆逐されてゆくのだろう。
そんなややこしい話をおいといて、旅にいらっしゃい、伝統を体験しよう、というのは、私に言わせれば、PRプロモーションであり、その程度の旅行であれば、あえてでかけるほどのものでもない。それに古い町はもうないに等しい。
旅に出かける最大の理由、それは友がいて、普通の風景を徘徊し、酒を酌み交わしにゆくのである。出先に友がいなければ、旅も始まらない。そんな旅はツーリストだって面倒をみきれないだろう(笑)。それが私流の旅論である。
2011年2月23日,F6,5分ポーズ.
OLYMPUS PEN E-PL1,17mm/f2.8
ISO200,露出補正+1.5, f2.8,1/90, iFinish