Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE780.  2W!

2013年11月03日 | Kyoto city
 私の利用頻度が高いソフトにAdobe Indesignがあり、逆に最も使わないソフトがMicrosoftのwordだ。
 Indesignは、学術論文の指定様式に編集し提出する時であるとか、 サブプログラムで学生達に就活のためのフォートフォリオの編集デザインを教えているときとか、 CGなどの作品集などを編集するなどに使う。もちろん対外的な原稿や事務書類もすべて、Indesignでダイレクトに書くので、私にとって大変利用頻度の高いソフトだ。
 ところが世の中では、wordによる事務書類が圧倒的に多く、実に信じがたいことだが複雑な表組み書類をこれで制作している。その様相は芸術テキー!とからかいたくなる。
 例えば文科省の科学研究費応募書類なんか、10ページ以上にわたる複雑な表組み書式であり、なんと見積表まである。だから所定欄にテキストを書き込んでゆくと、スペースオーバーのときは次ページに表がだらしなくダラリと拡大されたり、表組みの罫線があらぬ方向にずれたりと、とんでもないことになり、最後は表が壊れるという私には信じがたい現象が起きる。
 世の中のほとんどは、こんな大変効率の悪いソフトでみんなが仕事をしている。挙げ句の果てに文書作成ソフトで表組みまでするというのは、象形文字 (正しくは表意文字というが) 民族の所以だろうか。表組みや見積もり計算なんかexcelでやった方が簡単で早いし、その方が専門ソフトと連携しているのに。
 だから本来wordというのは、文章を書くソフトであり、アメリカの大学などに提出する書類も基本は文章である。従って wordによる表組みの作図というのは我が国固有の使い方ではないだろうか。
 それをあえて無理矢理使用しているから、とんでもなく使いにくいソフトになる。私に言わせれば、こんな編集効率が悪く、幼稚な編集しかできないソフトでは、仕事ができないよ。
 wordとWindows!、これら2W!、は、こりゃ使いにくいスペック同士だぜと私のようなMac使いは思う。今週は、MacOSをMavericksにアップさせた。
 ああっ、おっ、お火焚祭の準備、準備と・・・。

京都市・木屋町通
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG17mmF1.8
ISO500,露出補正-0.3.f4,1/80.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする