Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE806. 機材談義

2013年12月03日 | Kyoto city

 これも嘘だー!、と言いたいぐらいに彩度の高い発色。見た目には綺麗だが、実際の発色とは違う。それでも1/3というスローシャッターにも関わらず、ぶれていないというのは、やはり手ぶれ補正のおかげか。随分進化したPENだこと。
 今日は、帰りしなにニコンDfを触っていた。ダイヤルに依存するマニアックなフルサイズ・デジタル一眼レフだ。ファィンダーが明るくて見やすく、標準レンズを付けたり、手元のツァイスレンズを付けマニュアルで撮影するのにはとてもいいよね。
 だが もう10年早く登場すればよかったと思う。 フィルム時代のニコンデザインの良さを実際に使って知っていると、Dfはボディが厚すぎで、あえていえば不格好このうえない。それに今のニッコールレンズから絞り環をなくしてしまったのだから、今更こういう機材の登場は遅すぎたですね。
 OM-DE-M1に手を伸ばすと、やはりこちらの方がデザインもスリムで良いし、それにサクサクと動き、新標準レンズも歪曲収差が少ないようで、なかなかええんではないかなと思い、ニコン負けているぞ。
 やはりローパスフィルターレスのニコンDfのグッドデザインを安価版でだせばよかったのにと思う。どこかミラーレス一眼レフに押されているニコンである。ニコンFからの元ニコンユーザーとしては寂しい限りだ。いまもニコンFとF3は大切にしまってある。
 撮影機材がデジタルになっても撮影の基本は、かわっていない。だから従来通りダイヤル操作でもなんら不都合はないし、交換レンズには絞り環があって当然だよ。だっていまだにライカ・システムなんかほとんどスタイルがライツ時代から100年近く変わらないよ。1枚のカットがきちんと撮影できて、半永久的に保存ができるというのが、重要なポイントだと私は思うけど。
 今日は機材談義になってしまった。

京都市・詩仙堂
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG17mmF1.8
ISO200,露出補正-0.3.f1.8,1/3

コメント
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