Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE875. バス・ハイキング

2014年03月03日 | Kyoto city
 日曜日の午後、京都市バスの1日乗車券とバス路線図を手に、市内のバスハイキングを試みた。少しアングルが高い分いつもと違う風景が見えるなかと思った。
 京都駅から、208番で反時計回りに羅生門を目指し、ついで202番に乗り換え熊野神社前、65番に乗り換え叡電元田中、204番に乗り換えで北大路バスターミナルでトイレ休憩、204番で北野白梅町、一条商店街を歩いて抜け下立売から50番で西洞院正面に付く頃には陽も暮れていた。これで 京都の外周を回ったわけだ。
 バス路線図をみると廃止された路線があり、大方の路線は幹線道路中心のループ回りという実につまらない路線になってしまった。だから、あまり車窓の風景は期待したほどではなかった。それに数年前と比べると、あきらかに京都固有の印象的な空気が希薄だ。ここ数年で印象的な風景が明らかに消えていったと思われる。そしてどこにでもある都市の一般的な風景かわってしまったといったらよいのだろうか。
 あるいは季節が悪いのか。雪のときなど街が騒然とし、バス停の標識と背後の魚屋さんといったカットが随分記憶にあるが、昨日はそんな余韻すらなかった。ともかく街がつまらなくなったことは確かだ。京都は、バス路線のない通を歩いた方がよさそうだ。
 まあ500円の1日バスチケットで6回乗ったのだから、もとはとった。昨日はE-M1とE-P5という調査用システムを持参したが、どうせバスの窓ガラスが汚れているときもあるのだから、バスハイクのときにはペンミニにパンケーキレンズでラフモノクロームモードで撮るのがよさげだな。

京都市・202系統祗園
OLYMPUS PEN E-P5, LEICA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO200,露出補正0,f4.5,1/250.
コメント
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