
教会の結婚式の後は、モヤヒルズで披露宴だ。フィリピンの親戚達が作った手料理を大形ワゴンに積んで出発だ。なんか花婿の影が薄くなるぐらいにフィリピンの親戚達が賑やかだ。それに子供達もいる。すっかりフィリピンペースだ。私達がやるから座っててよと言わんばかりだ。そんなわけでモヤヒルの食堂でにつくと宴会のテープは、フィリピン料理です埋め尽くされた。
壁位置面の大きなガラス窓から今年の豪雪のゲレンデが見渡せる。なにしろ雪を見たことがないから賑やかだ。子供たちは料理もそこそこにテラスに出て、スマホ情報で覚えた雪合戦をしている。笑い声、鳴き声、ピクチャーと言ってスマホで写メを撮るものとさまざまだ。
リュウ君がワイングラスをもってやってきた。
リュウ君「賑やかでしょう。雪をみたいと言うので招待したもん。これが1番の観光だよ。私ゃ朝から雪かきしていたよ」。
「大正解じゃん」
翠「すっごーい賑やかねー。素晴らしい宴会ね!」。
そんな時間をすごすごしていると料理の準備ができたようだ」。
大きなテーブルを囲んで賑やかな会話が続く。それはフィリピンがそっくりやってきたようだ。
フィリピンのひとはあまりお酒を飲まないから空白を満たすと、さっそくスキーウェアをレンタルして写メをとっている。
リュウ君「インストラクターには、本当の体験だけでいいですからといってあるのよ。インストラクターも笑っていたよ」。
「青森県人は、みんなスイスイすべってるよ」。
リュウ君「しょうがないですよ。雪のない国ですから」と小声で耳打ちしてくれた。
そんな雪体験が夕方まで続いた。宴会の料理とお酒をコテージに持ち込んで、夜の宴会だ。
翠「すっごーい、夜まで元気ねぇー」
リュウ君「大丈夫、ヨルは早く寝ちゃう人達ですから」。
ひとしきりつ宴会につきあっておなかもいっぱいなので、酒を抱えてリュウ君が撮ってくれたコテージに引き上げた。コテージは6棟が円を描くように建てられている。
・・・
また、雪がシンシン棟降ってきた。
青森の夜だ。
追記:えっ、ウクライナ支援会議!????
ウクライナ戦争終結に手を差し伸べようとしたトランプ大統領の手をはらったゼレンスキーは、イギリスのスターマー首相をはじめとするEU各国首脳に招かれ、ウクライナ支援会議が開かれた。EUはウクライナを支援するし、トランプ大統領に提言もするし、フランスの核の傘もあるという。そんな欧州首脳の発言を聞いて私は唖然とした。
欧州各国首脳がこれほど愚かとは思わなかった。NATOの3/4の費用はアメリカが負担してきた。これがなくなるのだから、これからはNATAそのものが機能しなくなるといってよい。
ウクライナが負ければ、ロシアは欧州に侵略してくるという妄想にとりつかれて、ここまでウクライナ戦争を支援してきた。ではロシアが侵攻してくるという論拠はどこにあるのだろうか?。
もう一つ論拠のない話がある。中国の海洋進出で東南アジアに危機感が高まっている。ぼやぼやしていると台湾をはじめ東南アジア諸国が中国に支配されかねないという恐怖がある。ではそれはどこに論拠があるのかと問えば、小競り合いがあっても確たる論拠がみられない。
さらにヨーロッパと立場が同じだから日本は、ウクライナを支援するという国の方針。アメリカと一緒に行動するのであれば、日本もウクライナから手をひくべきである。
これら二つの首脳の共通因子をさぐるとスターマー首相も石破首相も、国民からの支持率が低いこと。追い込まれた政治家は、愚かな考え方をしがちなのだろうか?。
結果としてウクライナは、プーチンが望む方向での解決しかなくなった。従ってゼレンスキーは失墜するだろう。
トランプ大統領の考え方は正解を得ていたのである。もう一人反対側から覚めた眼でみていた首脳がいる。プーチンである。彼は欧州首脳が愚かである事に気がついていた。今はプーチンが望む戦争集結しかないわけである。それも彼が当初ウクライナ侵攻理由としたNATOが弱体化するのだから、彼の予想以上の結果となってしまった。
こうした世界の動向をみていると、私は物事の論拠ということが大変重要だと考えている。今論拠のないまま欧州や東南アジアが動いている。科学は常に論拠を必要とする。今論拠なく政治が動けば、それはいやな現象だと思われる。
(記:2035年3月3日)
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