iPhonの写真アプリが撮影日時や場所を手がかりに、1分間の縦位置のショートムービーを編集していた。最初はAppleのお節介だと思っていたが、眺めてみると画像の並べ方が面白い。それにAIでも使っているかのような画像のトリミングもあり、映像として再編集しアップすることにした。だがiMoveは縦位置に変更ができないし、最初のトップ画像は市場のマグロだし、タイトルも平凡だったので差し替えた。こんな簡単な方法があったかと新しい発見である。
画像を見ているとダイビング本数50本記念でインストラクター達と写っているから結構古い画像だ。いまはラウンドナンバーを越えても祝福はなく淡々と本数を積み重ねるだけ。
ダイビングをしていると朝6時半集合なんていうのは、ざらにある。だから夕方には終わるので那覇の夜が退屈だ。そこで発掘した那覇のパブの美和だ。美和もダイビングの経験があるので話しがよくあった。美和はその後自分のお店を構えるまでになったがコロナ過で胃腸のインストラクターへ転職した。その後の消息は、わからなくなるというのが夜の世界の女達の常である。
そんな頃に外食ばかりじゃ飽きるし、常宿にしていたミスター金城は安かったがキッチン付きであり、食器洗剤も貸してくれるのでスーパーで食材を買い集め自分で夕飯を調理したこともあった。
中国式のお寺は宿から都心へ出る通り道にある福州園だ。中国と関係があることからこの様式になったようだ。琉球国家の時代から中国や東南アジアとは盛んに交易をしていた沖縄である。その盛んな姿は、今の寝ているようなメリハリのない沖縄県とは全く違う姿だっただろう。
そしてダイビングが終わると県立図書館にかけつけ巨大グスクの資料あさりをしていた。映像では実際に座喜味城をフィールドワークした画像までアップされている。ダイビングに学術論文の準備という普通の人がまずやらない抱き合わせのライフスタイルがこの時の常となっており、首里城をのぞく沖縄の5つの巨大グスクの建築創造復元を学術論文としてまとめ今は冊子になっている。つまりダイビングをしながら研究成果をあげたわけだ。
最後に那覇市内の夕焼け、そして安くて盛況な空港食堂、いつも足代わりに利用したpeachの画像で終わるなんざうまく編集している。だからAIでも使ったのかなと私は考えたわけだ。
そんなわけでイレギュラーだけどYouTubeにアップしてしまった。こんな簡単な方法もあるんだと再認識。さらにいえばTiktokのような15秒の動画を編集すれば、さらに面白い動画写真集になったかもしれない。
その瞬間、瞬間を自分の能力の範囲内で全力で行動すること。それが研究成果になり、人間関係になり、思い出になり、そして人生にとって大切なことなんだと痛感した。それが旅である。
ダイビングの挾間で沖縄の旅 HD 1080p
沖縄県那覇市、慶良間諸島
iPhon7&13pro
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