嫁が送ってきたネグロスの光景だ。トライシクルに乗っているのは通学する生徒達とクレジットがついていた。日本では積載量オーバーだが現地ではフつぅーだ。
バイクに2人、荷台に6人以上は乗っている。それでもトロトロと動く。バイクは、日本のSUZUKIかYAMAHAだろう。メカニックに言わせるとSUZUKIやYAMAHAは部品の調達が楽だというわけだ。HONDAもあるが部品調達が面倒なのでフィリピンでは嫌われる存在だ。一番多いのはSUZUKIのバイク。当然10年以上前のモデルだ。それでもちゃんと動いて10人近い人間を運ぶことができる。公共交通機関の不足している国だから積載量オーバーなどというこという人はいない。
こんな風景は、ベトナムでタイでもバングラディッシュでもそしてインドでも同じだということをYouTubeの動画でみた。つまりアジアの風景なのである。そして日本もアジアの1つなのである。
そして悲しいことに日本円は安い。日銀が金利を据え置くからだ。一昨年は世界経済がインフレ傾向が顕著だったために各国は金利をあげた。日本だけが金利を上げなかったので円安傾向が続いてきた。世界と足並みを揃えろよと言いたい。
その怠慢さのおかげて米まで値上がりしている。今は機械で耕作するから輸入の油が高くなれば米の値段も上がる。そして物流コストもすべてオイル。だから米の価格高騰になります。
今の物価高は円安による。それをジッと我慢し、そして選挙の争点にするなんておかしな国だ。物価を下げたきゃ金利を上げるのが世界の常識。政党が物価高を政策にかかげる必要性は皆無。それって株式会社日本銀行の仕事です・・・。
(記:2024年11月4日)
追記
今フィリピンのブラカンにいる。来年日本に戻る。日本のお正月とそのために行う準備や家の掃除をしなくて済む。そんな事を忘れていられるのが、心地よい。お正月という少し非日常的な時間の負荷がおおきかったんだ。それでいてクリスマスの頃には、親族が泊まってゆく。ソファや床にマットを敷いて雑魚寝だ。特別に準備する必要もない。
日本のお正月のニュースが他人事であるというより、ピンとこない。だから、お正月に京都のスポーツジムとか登記所へ手続きや書類の国際電話なんかしているかもしれない。
お正月って今まで負担だったな。
撮影:NIKKA PAGTALUNAN,ネグロス島
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