原色の街、それは𠮷行淳之介の小説のタイトルだが、撮影する側にとっては色彩飽和するぐらいの発色が面白い。京都に住んでいれば、渋い色好みの文化だから余計にそう思われる。
クリスマスとお正月のフィリピンを自分の目でみたいと考えた。それは三ヶ月も前から準備される行事であり、クリスマスに至るまでに多くの行事が続く。だが断片的な画像ではわからない。だから実際に私の目で見て映像にすることにした。
すくなくともこの時期は、街中に人々が溢れ賑やかになっているはずだ。だから嫁の家でクリスマスと新年をすごそう。フィリピンの季節は乾季だから、日本でいえば秋であり、そして冬がないから京都よりは温かい。
春先まで滞在して縛れる京都忘れだ。だが正月が過ぎると事務仕事で京都の法務局へ書類提出がある。それに今年提出する学術論文の締め切りが3月にある。だから正月早々日本に戻り仕事に没頭する冴えない生活になる。来年こそはずらかるぞと意を決して居るが・・・。
このブログも実は海外にいてもアップできるしさ。
(記:2024年11月24日)
朝の嵐山へ向かう嵯峨野線の車内。毎日満員だし、何よりも色彩的に大変地味だ。地味というのはフランス人の配色のように彩度が低くてシックだという意味もあるが、日本では、近めで見ると綺麗な色だけど遠目で見ると綺麗さが感じられない。日本は近視眼的配色なのだろう。
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