

渓流で58cm ウミアメマスを釣る。 源流ウミアメマスダービー、その弐。
きたーっ。きたよー。でっかい。妻が大きな声で叫ぶ。

昨年はこんな程度の魚は鼻歌まじりにいなしていたはずであったが、しばらくぶりのデカアメマスにハイになっている。
どうということのない木の陰から出てきたアメマスがヒットした。
とても細い3.0mの渓流竿が満月のように引き絞られて うぃうぃうぃとテグスが水を切る。
何度も竿をのされそうになっている。
しっかり竿を立てろ。うるさいよ。ちゃんと立ててる。何の話しだ?。とふと思う。
アメマスは弱る気配がなく水中をあっちに走りこっちに走りランデングネットの射程距離に入ってこない。


おらおら もっと竿を立てないと のされるぞ。
倒木があって、それが魚をすくうじゃまをするのだ。


はやく、すくえったら。竿が折れちゃうよーっ。
本当に竿が折れるかもと思ったがなんとかネットイン。
大騒ぎするほどの猛烈な引きであったので計測すると、58cm. の立派な♂。





実はこの程度のアメマスで騒いでいては先が思いやられるが、何匹か釣ってゆくうちに彼女にいつもの感覚がもどってくると思う。
その後も パラパラとウミアメマスがかかり始めた。










しかし大きな群はいない。
この項、続く。

