オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

残雪と雌鹿の死、渓流の宝石と殺人ヒグマ

2016-07-04 20:19:38 | 渓流魚、蝶、自然
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残雪と雌鹿の死、渓流の宝石と殺人ヒグマ


        

2013-5-4 (土) 曇り 2℃ 寒い 強風 のち雨

F氏と二人で、とある釧路川水系支流、オショロコマの聖域へ大挙して遡上・産卵する巨大ニジマスたちの調査に向かった。

今年は猛吹雪の日が多かったので心配していたとおり目的の林道入り口付近100mほどにわたって吹き溜まりの雪が大量に積もっており林道へは入れず断念。






急遽、知床へ向かうことになった。

国道をしばらく走ると、メス鹿が跳ねられて死んでいた。


私が以前、大鹿と激突し車が大破した場所だ。

恐らく鹿の通り道が国道を横切るかたちになっているところだ。

この地点には特別の鹿注意標識等を置くべきだとおもう。





知床半島の春はまさに寒々としており、すぐ目の前に北方領土が見える。






この時期、知床の渓流のほとんどは雪解け大増水で釣りなどまったく無理であるが、とある特殊な渓流のみ釣りが可能である。






フキノトウ。


夏場は草木が生い茂って入渓は大変であるが、この時期は見通しもよくヒグマとの接近遭遇の恐れもなくこの不思議な川へ到達できる。


しかし、さすがにこの時期オショロコマは少なく奇跡的にあった一カ所のみの小ポイントで、この渓流独特の美しいオショロコマ5匹。さらに上流を丹念に探って、やっと同様のオショロコマ6匹追加。










































今回撮影できたオショロコマたちは、いづれもこの渓流独特のほれぼれするようなきれいな個体でまさに渓流の宝石と言ってもよいとおもう。

越冬後のさびや産卵行動後痛んだままのヒレや体の傷の目立つ個体が1/3ほど。

さらにもう少し川を遡上してみたが渓相とても悪く引き返す。

撮影させていただいた美麗オショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。

枯れ草の斜面には咲き始めの早春の花キタミフクジュソウがきれいであった。





この日、昼食に知床半島羅臼側海岸で唯一やっていたとても小さな路傍の食堂で豪華刺身盛り定食を食べた。

お値段は、信じられないような格安。

この食堂に400Kg近い巨大なヒグマを捕獲したときの写真が飾ってあった。

ご主人に聞くと標津方面で捕獲されたとのこと。

私は、それを聞いてこのヒグマが先年当幌川で人を危めた殺人ヒグマではないかと強く思ったのであったがその後の調べではまさにその通りであった。


帰りは強風のなか雨が降り出したが雪の峠を越えて順調に6時頃北見市の自宅へもどった。






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コメント
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