

晩秋、カレハヤマベ踊る。

2013-11-8 (金) 晴れ〜雨〜一時雪 寒い
午前11時。 ブランチのインスタント麺を食べて一人で常呂川支流の仁頃川水系の、さらに数ある支流の一つへオショロコマ調査に出発。
従来、仁頃川水系でオショロコマを見たことはなかった。
先年、この渓流で奇跡的に生き残っていたと思われるオショロコマを記録したので、今年も生息しているか、調べてみたくなったのだ。
北見を出発したあたりから天気は急速に悪化、雨が降ったり止んだりの中、目的に渓流沿いの林道へ入る。
最近買ったばかりの新しい白っぽいウェーダー(24000円)をはいて入渓。
最初,以前オショロコマを釣ったポイントがわからず通過、目印的なものが無く、仕方なく最上流のダム下をさぐるが魚信なし。
そこから、釣り下りながらポイントをさがした。
やがて林道のミラーがあり、支流が入りこむあたりに昨年のポイントのダムを確認、一年ぶりに竿を入れた。

当初まったく魚信なかったが入念に振り込みを繰り返す。
水温が低下し、川岸には枯葉が厚く舞い散って積もり、川底も枯葉が埋め尽くしている。
渓流魚の活性は限りなく低下している。
場所を変え釣り下る。
やがて小ぶりのアメマス、続いてアメマス若魚、ついでヤマベ3年魚と釣れたがそれでおしまい。




引き続き少し下流のたまりをさぐったがアメマス以外は魚信なし。






深い森の中の渓流沿いは枯れ葉が多く秋から初冬の感じでものすごく寒い。
最後に浄水施設取水場の落差構までを釣ってみたが ヤマベ2-3年魚 7 アメマス若魚1 が立て続けに釣れた。
夏場ほどではないが、やはりヤマベはビーンッと体を震わせて独特の釣り味だ。
この時期のヤマベは俗に カレハヤマベ と呼ばれ、旬の7月頃のものと違い、あまりおいしくないので全て丁寧にリリースした。
















雨のあと小雪が降ったとおもったらまた小雨になる。
雨は断続的に降り、びっしょり濡れてしまいあまりの寒さで釣り終了。
結局 昨年、僅かにみられた仁頃川水系のオショロコマは今年は確認できなかった。
やはり昨年釣れたのは仁頃川水系、最後のオショロコマであったのだろうか。

