オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

初夏、大型野生化ニジマス釣りの残像

2018-02-22 23:07:48 | 大型魚
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201X-6-16 (日) 晴れ のち曇り

朝9:30起床。 天気がよいので 10:40 かみさんと近くの渓流にニジマス釣りに出発。

川は 昨日の大雨のせいで 20cm ほど増水して笹濁り。


川全体が急流になって、いつもははっきりしている良いたまりがなくなってしまった。


川を見たとたんから苦戦が予想されたが、果たしてまったく魚信なし。










30分ほど粘ってやっと15cm オショロコマ1匹。 





仕方なく これを撮影して引き上げようかと思ったが、少し下流域で私がニジマス30cm を釣った。


これは過去にリリースされた丹下左膳ニジマスで片目がつぶれていた。


すみません。犯人はきっと私たちであろう。



かみさんもその気になって下流域をさぐったが オショロコマ数匹。















今日は急流で釣り針が岩の隙間や沈木に引っかかりやすく、仕掛けの消耗激しい。


その後ごうごうと流れている本流を釣り下る。




最初のたまりで釣ると最初はオショロコマ、次いでおもいがけない大型ニジマスがヒット。








しかし、やりとりしているうちにきっと切られるとの予想どおり通常仕掛けの1.5号ハリス切れで逃げられた。


このようなヤワな仕掛けでは当然ながら大型ニジマス釣りは無理である。 


仕掛けを4号道糸、3号ハリス大型ニジマス針に取り替えて再度チャレンジ。





すぐ近くの岸辺のよどみで40cm ♀ニジマスがかかった。






続いて50cm越えと思われる大型ニジマスヒット。


笹濁りの水中でものすごい引き。


なんとか近くまで寄るのだがギラリと反転、びゆーっとむこうへ行ってしまうのを繰り返す。


そのたびに鮮やかな赤い虹が水中で踊る。


流心に走られ急流に乗られてしまうと竿が折れるかハリス切れは必至。


いつも述べているとおり私たちの釣り方では、大型魚は時間がかかるほど逃げられる確率が高くなる。


竿が満月状からつの字状に強く曲がって、いまにも竿を折られそうであったが、力まかせ、強引に寄せてやっとランデング。



56cmのデカニジマスであった。 




手早く撮影してリリースした。


そのあと30cm 〜40cmほどのニジマスを次々に追加したが、天候が悪化してきたので終了。




































この美しい渓流の本流域はかってはオショロコマしかいなかったのだが今や野生化ニジマスが広範に自然繁殖して在来種オショロコマを圧倒している。


本流域をニジマスに完全占拠されつつあるが、各支流には砂防ダムが数基以上はあり、ダムの上流域ではオショロコマがわずかに残存している。


ニジマスは皮肉にもその砂防ダムに阻まれて稀少オショロコマが残存する上流域へは進入できずにいる。


このような状況下ではもはや本流ニジマスを駆除する意味合いは薄くなり、私はここでの本流ニジマスは全て丁寧にリリースしている。


今日は川の状態がとても悪く、最初はまったく釣れないかにみえたが諦めず、かみさん得意のねばり釣りが効を奏してまあまあ楽しめた渓流釣りとなった。



          







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コメント
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