オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

厳寒北海道、2021年最後、初冬の虹鱒釣り

2022-01-09 14:28:17 | ニジマスによる被害
厳寒北海道、2021年最後、初冬の虹鱒釣り





2021-12-10 (金)  北見市は快晴。山間部は曇って強風が吹き寒い。 




am 10;00 快晴で北見市内は気温 +6℃というので山の天気はきっと違うかもと思いながらも久しぶりに釣りに出撃した。




この時期はオショロコマもアメマスもヤマベも産卵行動後で疲弊しきっており釣りの対象としては不適。




虹鱒釣りしかありません。



近場の十勝川水系T川支流 の最上流へニジマス狙いに向かう。この渓流はすでにニジマス一色のニジマス川になって久しい。



自宅から30分ほどで釣り場へむかう林道へ入った。



しかし登りきった林道が下りになったところで車が立ち往生。



先日の大雨の時に林道を川みたいに増水した水が流れ、土砂流出し林道に大きな溝が出来て、林道崩壊状態。



やっとの思いでここをフォレスターで悪戦苦闘、ヒヤヒヤ突破。ここで車がはまってしまったらさぞかし悲惨なことになるがそんなことはあえて考えないのが怖いところ。




さらに クマ出没、箱ワナ設置の看板。酪農家の家畜飼料デントコーン畑に越冬にそなえ荒喰い中のヒグマが現れ、腹一杯食べてゆくのはこの時期のオホーツクではありふれた出来事だ。特にこのあたりはヒグマが多い。




さて、目的の渓流源流域に到着したが今時期ごっそりとニジマスがたまっているはずの秘密ポイントの良溜まりは先日の大増水で完全に破壊されてしまい、期待がはずれてがっかり。




しかたなく、所々でニジマスがつきそうな小規模なポイントをこまめに探りながら釣り下った。




川岸はあちこち凍っており油断すると滑って転倒する。




この時期、水温は限りなく 0℃ に近い場所が多く岸辺はシャーベット状になって各所で凍り始めている。




気温は-4℃。どん曇りで陽がささず、冷たい強風が吹き体感温度は限りなく低い感じ。今日はこなければよかったと後悔の念がわき上がってくる。





いつものことながら里の北見市内は快晴なのに車で30分の山はドン曇りで気温も低く川もあちこち凍って、まったくの別世界であった。 





たまに、なんとなく上げたらニジマスがついていたといった、さみしい釣れ方でニジマスがかかる。















源流に近いので、もとより大型ニジマスは期待していないが、それにしても小型個体が多い。










活性最高時期のニジマスと異なり越冬体制のニジマスはファイトも夏場と異なりもの足らない。











そこから100m下流の流木せき止め型の良溜まりで、最後にニジマス大小 7匹。












その下流をしばらくさぐったがだらだら川が続いており、あきらめて川を上がった。





今日は冷たい強風のため体感温度が限りなく下がって水に手をつけてのニジマスの撮影がつらくてまいった。




先日のかなりの大雨大増水のために森の中を、川からあふれた水が走った痕跡がひどい。





そのため、毎度のことだが川の魚分布など大きく変わったと思われる。 





もうこの時期になったら釣りになどこなければよかったという思いがこみあげてきた。





毎年のことだが渓流釣り師の悲しいサガでしょうか。





サンドイッチの昼食のあと武装解除、帰路につく。 




帰路はやや遠回りだがさきほどの林道崩壊部分をさけて走り、なんとか国道に出た。




車がまったく見えず、まだ積雪がないため、快調に走って 13:27自宅についた。




北見市内は積雪少し、庭も雪化粧になった。





今年の釣りはこれでおしまい。


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